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2018 · 03 · 22 (Thu) 16:01

◆『楽園で焦がされて』ドナ・カウフマン

◆『楽園で焦がされて』ドナ・カウフマン(ヴィレッジブックス)
 父の逮捕も母の病気も、自分の離婚のことも忘れるため、カリブ海にある秘密のリゾートへやってきたジェームズ。今までの“ミスター・ナイスガイ”を返上して、“ミスター・バッドボーイ”になってやる! と意気込んでいたが、気になるのはセクシーなゲームに場違いな戸惑いの表情を浮かべている一人の女性だけだった。("…And When They Were Bad" by Donna Kauffman, 2002)
・アンソロジー『キス・キス・キス 聖夜に、あと一度だけ』

 この『キス・キス・キス』というヴィレッジブックスのアンソロジー、いくつか出ていて、私も全部じゃないけど持ってますけど、もう日本での出版が10年ほど前のものばかりで……どんだけ積ん読してたのか(´ω`;)。
 まあ、ハーレの古いものになると作品自体が半世紀近く前とか珍しくなくなってますけどねえ。なるべく古いものから読んだ方がいいんだろうか……。「時代に合わない」というのが感想に加わるのはいいのか悪いのか──うーむ(´-ω-`)。
 あ、話がズレました。この作品については「時代に合わない」とかそういうのはないです。秘密のリゾートというのは、お金持ちのためのセックスリゾートって感じのところです。そこへ、仕事一辺倒で堅苦しい生活に疲れたヒーローのジェームズとヒロインのアリソンがやってくる、というお話。
 来たのはいいけど、どうもなじめない二人(特にアリソン)がなりゆきで一夜をともにする。でも、こういうところに来た目的が目的だからな(´・ω・`)、とアリソンは思い、ジェームズが寝ている間にチェックアウトして帰ってしまう。
 もちろん再会するんですが、ジェームズがアリソンを探し出す過程はあっさりカット。うーん、こここそが物語として本番ではないのか? と思わなくもなく。でも、HOTな短編としてはメインはやっぱりリゾートでの夜ってことになるんでしょう。とはいえ雰囲気はHOTなんだけど、割と二人とも慎ましい。出会った場所がちょっと珍しいだけの真面目カップルのお話でした。
(★★★)

最終更新日 : 2018-03-22

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