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◆『かけがえのない贈り物』キャロル・モーティマー

◆『かけがえのない贈り物』キャロル・モーティマー(ハーレクイン)
 ハリウッドの人気スター、ホークは、家族とクリスマスを過ごすためにカナダへやってきた。別荘で家族を迎えるため、付き人のドナルドと用意をしなければ。だが次の日、ドナルドの代わりに見知らぬ女性がホークの朝のコーヒーを運んできた。彼女──ロージーはドナルドの客だという。いったいどういう関係なのか、ホークは知りたくてたまらなくなる。("His Christmas Eve Proposal" by Carole Mortimer, 2007)
・アンソロジー『クリスマス・ストーリー2008 愛と絆の季節』



 ハリウッドスターというヒーローのホーク──読んで浮かんだイメージはクリス・ヘムズワースなんですけど、作品自体は11年前のもので、彼が出演している映画のタイトル『パイレーツ・キング』からして、作者がイメージしたのはジョニー・デップなのかしら、と思ったりしました。けど、ジョニー・デップってどんなに身体をきたえたとしても、ハーレ的なマッチョヒーローと重ならない気がする……。
 というのは、私の個人的な感想です。
 ヒロインのロージーはドナルドの娘で、10年間離れ離れだった、という設定。離婚時に強欲な母親に12歳のロージーを取られ、娘に嘘を吹き込んで引き裂いたらしい。
 離婚のあとから音楽の才能に目覚めたロージーは、天才バイオリニストとしてクラシック界のスターになって、ますます母親(兼マネージャー)からの締め付けがきつくなり、ついに結婚まで指示され、言いなりなまま結婚しそうになったところで父親の連絡先をようやく知り、カナダまで逃げてきた──というお話です。
 ホークがとにかく彼女のことを詮索しまくるのが、ちょっとイライラしました。基本的に話したがらない人からむりやり訊こうとする人って、実生活でも苦手です。絶対に「いいんだよ、無理に話さなくても」って態度を取る方が話してくれる可能性が高くなるのに。北風と太陽じゃないですけどね。彼女に惚れたから「なんでも知りたい(゚д゚)!」と思うのはもちろんいいんですよ。けど、どうしてそこで理性を働かせて退かない……。押せ押せでないと死ぬとでも思っているのか。だいたいにおいてハーレのヒーローってこうだよね ┐(´д`)┌ヤレヤレ 惚れたのならなおさら、話しやすい繊細な雰囲気を作ることに心を砕けよ、と思ってしまうのであった。それができないのがハーレか……。
「思いやりを持てないこと≒激しい恋に落ちている」みたいなのは、恋愛表現ではなく様式に囚われた置き換えでしかないんじゃないか──と最近は思います。もちろんこれで面白くなることもあるんですけどねえ。ロマンスはあくまでもファンタジーだから……。
 まあ、最初にクリス・ヘムズワースをイメージしたせいで、「おバカでもしょうがないか」みたいに思えたんで、評価はこれくらい(´ω`;)。(ヘムズワースがおバカというわけではない。いい人らしいよ!)
(★★★)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★ アンソロジー

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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