2018 · 10 · 29 (Mon) 15:48 ✎
リクエストをいくつかいただいていて、手に入る本は買っているのですけれど、どれがリクエストの本かわからなくなってまいりました……。
リクエスト本をなるべく先に読もう、とは思っているのですが、これではそれもままならない(´・ω・`)。
窓口を一本化すればよかった──とも思うのですが、そもそも私がちゃんと記録していなかったせいですよね、ごめんなさい……。今度からはちゃんとメモっておきます。
本が手に入らないので読めないものもあるんですが、「これ、まだ読んでもらってない!」とか新たに「読んでほしい!」というものがあったら、この記事のコメントにでも書いてくださいませ。私にだけ目に触れるようにも書けますので。拍手コメントでもいいですよ。
続きは『リジーの結婚』について──微妙に『高慢と偏見』のネタバレあり?
リクエスト本をなるべく先に読もう、とは思っているのですが、これではそれもままならない(´・ω・`)。
窓口を一本化すればよかった──とも思うのですが、そもそも私がちゃんと記録していなかったせいですよね、ごめんなさい……。今度からはちゃんとメモっておきます。
本が手に入らないので読めないものもあるんですが、「これ、まだ読んでもらってない!」とか新たに「読んでほしい!」というものがあったら、この記事のコメントにでも書いてくださいませ。私にだけ目に触れるようにも書けますので。拍手コメントでもいいですよ。
続きは『リジーの結婚』について──微妙に『高慢と偏見』のネタバレあり?
KADOKAWAから出ている子供向けのシリーズ「100年後も読まれる名作」の『リジーの結婚 プライドと偏見』を読みました。
『高慢と偏見』のジュブナイル版ですね。編訳は令丈ヒロ子さん。今アニメ映画が話題の『若おかみは小学生!』の作者の方です。
なんだかんだ言って私、『高慢と偏見』関係の本をけっこう読んでる……。映像はまったく見ていないんですけどね。だってほら、そんなに好きじゃないから、私(´∀ `;)>『高慢と偏見』
子供向けの編訳ですんで、『リジーの結婚』というタイトルどおり、そこへ焦点を当てた構成になっています。とはいえ過不足なくまとめられていて、これを読んで「こういう話だよ」と原著を読んでいる人に話してもまったく齟齬のないものになっています。お子さんと一緒に楽しみたいロマ本読みさんにおすすめ。
今回読んでみてわかったのは、後半でダーシーがエリザベスのためにすごくがんばっている、ということ。今まであまり感じなかったけど、彼は本当に以前の自分の行動や言動を悔いていて、エリザベスとその家族を助けることにその気持ちが現れている、ということでした。
ダーシー、めっちゃ反省してた……。「ほんとかよっ!?」と思って、Kindleで原著買い直して、確かめちゃったよ! 昔読んだ時は頭悪い前半にすべて持ってかれてしまったんだな! それとも旧仮名岩波の罠!?
でも、それなら──おかしい。この作品がロマンスの源泉であるのなら、ロマンス小説のヒーローはもっと反省すべきではないのか(´ω`;)?
あと今回気づいたというか、昔のことを思い出しました。はたちくらいの頃、私に第一次ロマンスブームがあったんですけど、その当時のロマンス小説(主にハーレクイン)は「ヒーローとヒロインが反発しあいながらも惹かれ合う」というのが主流だったんですよね。『高慢と偏見』なんてまさにそうじゃないですか。
でも、そこからウン十年たって再びロマンスを読み始めたら、「反発しあって」というより、「ヒロインが一方的に責められて」みたいなのが主流になっており──ちょっと最初びっくりしたんですよねー。
まあ、今はもう多様化しすぎて、主流なんてないに等しいとは思いますけど。反省しないのも、少しずつ変化していった結果なのかなー。でも、反省はやっぱりしてほしいなー。最近のハーレを全然読んでないから、もしかしたら反省しているのかもしれない。モラハラ系のヒーローはもう古いってなってるのかなー。
『龍の騎手』の感想でも書きましたけど、「金持ちのくせに調査が甘い」=「自分の考えていることに間違いはない」みたいなヒーローの定石は今もあるのに、反省だけが切り捨てられるのは納得がいかないわ〜ヽ(`Д´)ノプンプン
『高慢と偏見』のジュブナイル版ですね。編訳は令丈ヒロ子さん。今アニメ映画が話題の『若おかみは小学生!』の作者の方です。
なんだかんだ言って私、『高慢と偏見』関係の本をけっこう読んでる……。映像はまったく見ていないんですけどね。だってほら、そんなに好きじゃないから、私(´∀ `;)>『高慢と偏見』
子供向けの編訳ですんで、『リジーの結婚』というタイトルどおり、そこへ焦点を当てた構成になっています。とはいえ過不足なくまとめられていて、これを読んで「こういう話だよ」と原著を読んでいる人に話してもまったく齟齬のないものになっています。お子さんと一緒に楽しみたいロマ本読みさんにおすすめ。
今回読んでみてわかったのは、後半でダーシーがエリザベスのためにすごくがんばっている、ということ。今まであまり感じなかったけど、彼は本当に以前の自分の行動や言動を悔いていて、エリザベスとその家族を助けることにその気持ちが現れている、ということでした。
ダーシー、めっちゃ反省してた……。「ほんとかよっ!?」と思って、Kindleで原著買い直して、確かめちゃったよ! 昔読んだ時は頭悪い前半にすべて持ってかれてしまったんだな! それとも旧仮名岩波の罠!?
でも、それなら──おかしい。この作品がロマンスの源泉であるのなら、ロマンス小説のヒーローはもっと反省すべきではないのか(´ω`;)?
あと今回気づいたというか、昔のことを思い出しました。はたちくらいの頃、私に第一次ロマンスブームがあったんですけど、その当時のロマンス小説(主にハーレクイン)は「ヒーローとヒロインが反発しあいながらも惹かれ合う」というのが主流だったんですよね。『高慢と偏見』なんてまさにそうじゃないですか。
でも、そこからウン十年たって再びロマンスを読み始めたら、「反発しあって」というより、「ヒロインが一方的に責められて」みたいなのが主流になっており──ちょっと最初びっくりしたんですよねー。
まあ、今はもう多様化しすぎて、主流なんてないに等しいとは思いますけど。反省しないのも、少しずつ変化していった結果なのかなー。でも、反省はやっぱりしてほしいなー。最近のハーレを全然読んでないから、もしかしたら反省しているのかもしれない。モラハラ系のヒーローはもう古いってなってるのかなー。
『龍の騎手』の感想でも書きましたけど、「金持ちのくせに調査が甘い」=「自分の考えていることに間違いはない」みたいなヒーローの定石は今もあるのに、反省だけが切り捨てられるのは納得がいかないわ〜ヽ(`Д´)ノプンプン
[Tag] * 資料用
最終更新日 : 2018-10-29
Re: これを読んでほしい!
>Sさまきゃー、お返事大変遅くなってごめんなさい、気づくのが遅れました!
コメントありがとうございます!
本業を知る方からのコメントは初めてです(´ω`;)。
リクエストもありがとうございます! 読みますよ! Kindle版もありますから、そんなお気遣いなく……でも、イベント後のサイン会でお話できるかもしれません。確か持ち込み本でもかまわなかったはずです。
こちらこそ当日よろしくお願いします!
三原 白 http://miharashiro.blog5.fc2.com/URL [ 返信 * 編集 ]
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