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2019 · 02 · 01 (Fri) 15:50

□『イコライザー』

『イコライザー』"The Equalizer" 2014(Blu-ray)
 ボストンでホームセンター社員として穏やかに暮らすロバート・マッコールは、深夜のダイニングで読書をするのが習慣だった。そこで知り合い、言葉を交わすようになった娼婦のアリーナがボスのスラヴィからひどい暴力を受け、入院したことを知る。ロバートは金を持ってロシアンマフィアの店をたずね、彼女を解放するよう説得するが、スラヴィは聞く耳を持たない。(監督:アントワーン・フークア 出演:デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ハーバー、ビル・プルマン、メリッサ・レオ、他)

 巷でよく聞く「ナメてた相手が実は殺人マシンでした映画」です。
 前々から家族が「面白い」と言っていたので見たかったのですが、やっと見られた。面白かったです。
 デンゼル・ワシントン扮するマッコールさんは仕事熱心で優しくて、みんなに頼られている物静かな好人物なのですが、実は元凄腕のCIAエージェントなのです。引退(なのかアレは?(´ω`;))した今はごく普通の市民として暮らしているけど、暴力を受けたアリーナの有様を見て、昔取った杵柄を再び握ることにする。つまり、仕置人を買って出るわけです。
「ナメてた相手が実は」という話は、やはり爽快感がある。デンゼル・ワシントンだから「ただのジジイ」としか見られなくて、めっちゃナメられるんだけど、実は何枚も上手というか、年取ってる分、場数も格段に多く踏んでる。しかも相手のマフィア側が彼の正体を全然つかめなくて、最後までどう対処したらいいかわからないってところもいい。マッコールさんも、「やるとなったら徹底的にやるぜ(゚Д゚)!」(しかし見た目は寡黙)とばかりに、どんどん大胆になっていく。相手を挑発していくんだよね〜。
 私の大好きな『刑事コロンボ』も結局同じことだと思い当たる。殺人マシンじゃないけど(´ω`;)、「ナメてた相手が実は名探偵でした」という状況の最高峰だよね。これ以上ナメさせるにはどうしたらいいの。子供か、コナンくんか! コナン見てないけど!
 ……話がそれました。
 ちょっと思ったのは、「マッコールさんって年取ったジェイソン・ボーンみたい」ってことなんですよ。話の中で悪徳刑事に対して「償いをしろ」とマッコールさんは言うんだけど、それは彼自身にも跳ね返ってくる。今まで何をしてきたのか、というのは消せないのだから、そのかわりに「償い」をしよう、というラストになるわけです。原作は1980年代のテレビドラマだそうだけど、ラストでそれにつながっているみたいですね。
 シリアスなスパイもののストーリー作りには限界を感じていましたが、こういう切り口もあるのか、と感心しました。まあ、この作品自体はスパイものじゃないんだけどね。
(★★★★)
[Tag] * ★★★★

最終更新日 : 2019-02-01

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