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2009 · 06 · 18 (Thu) 14:55

◆『シークと婚約?』キャロル・グレイス

◆『シークと婚約?』キャロル・グレイス(ハーレクイン)
 小学校教師のアンは、親友の結婚式で出会ったシークのラフィークと一夜を過ごしてしまう。けれどそれは、花粉症の薬が効き過ぎた彼女が眠り込んでしまっただけのことだった。だが、ホテルでの姿を父兄に見られた言い訳のために、彼が婚約者であるとアンは言ってしまう。それは、独身でいたいラフィークの思惑とも一致した。("Taming The Sheik" by Carol Grace,2001)

 私はここ二年くらい、第二次ロマンス小説ブーム(第一次ははたちくらいの頃かな?)なのですが、これはその初期に読んだ作品。ずいぶん印象が変わった気が……いや、私の読み方が変わったのか。こりゃ既読のものも、処分する前に再読しなくてはならないか? そうすれば、ブログで感想を整理できるし──。
 それはさておき、この作品はヒロインがいいです。自分の生活や信条を大切にして、自然体でいる女性。流されちゃうとか、すぐカッとなるとか、そういう人じゃない。ヒーローの誘惑を冷静に、でも手ひどくはねつけます。このはねつけ方はなかなか溜飲が下がる。
 ヒーローは、別にシークじゃなくても全然かまわないなんちゃってシーク。シークものはイマイチ苦手の私でも大丈夫。そして、よくいる「結婚したくない」と明言する男。さらに、自分の言葉に縛られる男。その結果、「愛する人と結婚したい。結婚するまでヴァージンでいたい」と言うヒロインに対してどうしたらいいのかわからなくなる。でも、最後のプロポーズの時には、いいセリフを言います。まったく、他のヒーローたちも、これくらいのことを言えなきゃなあ。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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