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□『喜劇 駅前開運』

『喜劇 駅前開運』1968(BS11)
 戦後の闇市から復興した赤羽駅前には、開かずの踏切があり、西口と東口は分断されている。これをどうにかしたい、ゴミ焼却施設の建築をやめさせたい、商店街をもっと発展させたい、と問題が山積みだ。世話役の森田徳之助は政治家を丸め込もうとしたが、うまくいかない。そのうち、西口のスーパーの店主・伴野孫作と東口のスーパー店主・坂井次郎が熾烈な値引き合戦を始める。(監督:豊田四郎 出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、沢村貞子、池内淳子、野川由美子、大空真弓、森光子、藤田まこと、他)



 駅前シリーズは、おそらく一本も見ていなかった、と思われる。家族が録画したので見ました。
 ぶっちゃけ、赤羽に縁があるので、それで録画をしたのです。昔の赤羽を私は知らない。が、家族は知ってるってことなので。
 それがすべての映画で、とにかく娯楽作です。何も考えずに見られるって映画。どうも駅前シリーズは、ご当地映画としての役割もあったらしく、その土地の抱えている問題とか話題をお話に盛り込んでいたようです。そういえば、今もご当地とかお仕事業界を舞台にした映画ってあるんだよね。自治体や業界がお金を出したりしているんだけど、お話のフォーマットはほぼ同じと聞いたことがあります。この作品が他の駅前シリーズとどう違うのかというのはわからないけどね。
 赤羽駅には開かずの踏切(劇中では「宝くじ踏切」と言っていた)があって、西口側と東口側で分断されていたのは本当で、ゴミ焼却施設もあります。西口と東口がこの映画みたいに仲が悪かったのか、というのは、家族も生まれる前のことなのでわからないそう。地下道を通そう、ということに、片側が反対していたりしてね。ゴミ焼却施設は、あるにはあるけど、赤羽駅からはものすごく離れています。ただ、地下道は実際にできて、現在は駅が高架化したので埋められたそうです。
 そんな赤羽を舞台に、森繁久彌と伴淳三郎とフランキー堺の三人がひたすらドタバタと騒動を起こす。森繁は壮大な再開発計画「グレート・アカバーネ」を実現させようとし、伴淳とフランキー堺は西東の商店街同士でいがみあい、それでも共通のゴミ焼却場問題をどうにかしようと奔走するものの、特に解決には至らず、なんとなくうやむやになって、最後は赤羽馬鹿祭りという現在も毎年開催されているお祭りでみんなで踊って終わり、という──あら、なかなか適当なお話なのね(´ω`;)。
 とはいえ、「ここは今はあそこ」とか「今もある店が出てきた」とかそういうなつかしいところは楽しめたので、それにオマケです。あ、あとフランキー堺が森光子に完璧な壁ドンされてて笑った(´∀ ` )。
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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