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□『名探偵ピカチュウ』

『名探偵ピカチュウ』"Pokémon Detective Pikachu" 2019(5/3公開)
 21歳のティムは、ライムシティで探偵をしている父ハリーが亡くなったことを知らされる。その夜、父の部屋で父の相棒ポケモン・ピカチュウに出くわす。なんとそのピカチュウは、人間の言葉を話せた。しかし、他の人にはわからないらしい。ピカチュウは記憶を失っていたが、「ハリーは生きている」と言う。(監督:ロブ・レターマン 出演:ライアン・レイノルズ、ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、クリス・ギア、ビル・ナイ、渡辺謙、他)



 仕事終わってないけど、見てきました。IMAXは17日からの公開らしい。
 楽しかった……。ポケモンかわいい。
 お話は──極秘にミュウツーを作り出し人間との新たな「共存」を企む秘密研究所の謎を追う、父ハリーと相棒のピカチュウ。記憶を失ったピカチュウとともに、父のかわりに謎に挑む主人公ティム。果たして黒幕は誰か──という定番のミステリーアクションものでした。わかりやすい展開ですが、けっこうミスリードも効いていて、「名探偵」とついたタイトルの面目躍如。(ちなみにゲームの『名探偵ピカチュウ』は体験版しかやってない)
 けど、この映画の一番いいところは、やっぱり「ポケモンのいる世界」の実写化というところです。相棒(字幕では「パートナー」となっていたけど、こっちの方がしっくり来る)のポケモンが誰にでもいて、生活をともにしている、という設定の世界というか、ライムシティはそういう街なのです。
 ポケモン──『ポケットモンスター』というゲームがどういう発想で生まれたのかくわしくは知らないですけど、たとえば自分の家にいるペットと常に一緒にいられたら、というのは誰しも考えることだと思います。特に子供は。ポケモンだったら一緒にいられるし、いざとなったらモンスターボールにも入れておける。ゲームだと、いわゆるペットよりも賢く、人間の言うこともわかってくれる存在になっていますけど(私の主観ですが)、この映画のポケモンはそういう面もありつつ、人間の都合のいいものにはなっていないのですよね。
 たとえば、ティムが出会うニュース会社のインターンであるルーシーは、コダックを相棒にしている。予告なんかだとこのコダックが「怖い」と思うくらい、妙に鳥としてリアルなんですが、見ているとかわいく思えてくる。なぜかというと、全然都合のいいポケモンじゃないからなのですよ。歩くのは遅いし、逃げる時はルーシーに背負われているし、ストレスですぐ頭痛になるからってピカチュウに足ひれ揉ませたりしている。技の「ねんりき」も思うとおりに出せない。とてもめんどくさい子なのです。そんなコダックでも「相棒」だからといつも一緒にいることを選ぶルーシーが、とてもいい人に見えてくる。プリンがカフェでおじさんを眠らせているシーンもありましたが、多分あれもおじさんが相棒なんだろうし、いつもそうやって眠らされるってわかっていても、一緒にいる。
 人間にとって「都合がいいから」「従順だから」「便利だから」一緒にいるわけじゃないっていうのがわかる。そして多分、ポケモンもそうなんだよね。いやなら野生に戻ることだってできるはずなんだけど、相棒の人間のことが好きだから、やっぱり一緒にいる。そういう世界観は、見ていてとても癒やされます。
 ただポケモンをまったく知らない人にそれが伝わるかどうかはよくわかりません(´∀ ` ;)。プリンが歌うと眠ってしまうとか、コダックはストレスで頭痛がとか、メタモンは変身できて能力もトレースするとか、何も知らない人にも普通に提示されるわけだから。ゲームとアニメの設定もごっちゃになってるし。
 しかし多分、少しでもかじったことのある人だったら、割と簡単に受け入れられると思う。『Pokemon GO』だけでも充分なはず。そこら辺、ポケモンというのはほんと強力なコンテンツだな、と感じました。
 ライアン・レイノルズのピカチュウが見たくて字幕版にしたのですが、吹替版だとピカチュウ以外のポケモンをアニメオリジナルの声優さんがやっているらしく……ちょっと聞いてみたい、と思った。ピカチュウの声も、ティム以外の人にはおなじみ大谷育江声の「ピカピカ」としか聞こえないんだけどね。
 ピカチュウもかわいいけど、私が一番好きなでんきポケモンはデンリュウという子で……大きいけど、この子と一緒にいたい。あるいは、アブソルというかっこいいあくポケモン。乗れそう。リザードンはポケモン赤で最初に選んだヒトカゲを育てて初めてレベル100にした子。次にレベル100になったのはスターミー。みんな一緒にでんどういりした子たちよ──。
 ポケモンのゲームはもう、DSでは出ないのかなあ(´・ω・`)。
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
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