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□『コマンドー』

『コマンドー』"Commando" 1985(Blu-ray)
 元精鋭部隊コマンドーの指揮官ジョン・メイトリックスは、軍を退役後、11歳の娘ジェニーと山荘で静かに暮らしていた。そこへかつての上官カービー将軍が現れ、「君の元部下が次々と殺害されている」と告げる。護衛を置いて将軍が去った直後、武装集団が山荘を襲い、ジェニーを連れ去ってしまう。(監督:マーク・L・レスター 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、レイ・ドーン・チョン、アリッサ・ミラノ、ジェームズ・オルソン、ダン・ヘダヤ、ヴァーノン・ウェルズ、他)



 仕事がやっと終わって真っ先に見たのが『コマンドー』とはこれいかに(´ω`;)。
 いや、ちゃんと理由があるんです。少し前、毎日毎日ヨレヨレになりながら仕事をしていたんですが、ある朝、家事をしながらなんとなくWOWOWをつけてたのです。そしたら、ちょうどシュワルツェネッガーの『イレイザー』をやっていて(冒頭見てないから感想書いてませんが)。それ見てたら、あまりの雑さに笑えてしょうがなくて(´∀ `;)、つい最後まで見てしまい──ちょっと元気出たのですよね。

「面白かった(・∀・)!」(いや、本来の意味の「面白さ」とは違うんですけど)

 と家族に言ったら、

「『シュワちゃんの雑なアクション映画』と言ったら、『コマンドー』見なきゃダメでしょ!」

 と言われて、やっと見たってことなのですよ。
 雑だった! ほんとに雑(´∀ ` )!(ほめてます)
「ツッコミどころ満載」ってよく言いますけど、そういうのとは違うのです。とにかく雑なのです。その雑さが面白くてたまらん。腹抱えて笑ってしまう。
 娘を人質に取られ、某国の大統領暗殺を強要されるシュワちゃん。某国への飛行機での移動は11時間ほどなので、その間に娘の居場所を見つけるため、同行者を殺し、飛行機からむりやり降りる。降りるまでは緊迫感あったんだけど、着地が雑で(´ω`;)。話が雑ってわけじゃなくて(脚本書いた人は、3年後に『ダイ・ハード』の脚本も担当)、主にアクションが雑なんですね。最近のキレッキレのアクションと比べると全体的にもっさりしている。もっとかっこよく映さなくていいのかな、と思うほどののんびりさ。
 どこかに侵入する時も、ドアや窓を壊すどころではなく、壁をひっぺがすみたいなことするわけです。「音がうるさくて誰か気づくだろ」と思っても、シュワちゃんにそんな気づかいはない。でも、なぜか許せるところが不思議なのです。「シュワちゃんだから、まあいいか」みたいな牧歌的な気分にすらなってくる。
 ツッコミどころが多すぎるとさすがにゲンナリしてくるものもあるんだけど、これは最後まで笑えて、「まあいいか」と謎の元気も出てくる。シュワちゃんはあくまでも強く、弾も当たらず、最後には勝つので安心して見られます。
 彼のアクション映画は、アクションではなく、シュワちゃんを見る映画なんだな、と思いました。それも、お決まりの様式があるというか──観客が期待するセリフやシーン、アクションを入れ込むことでの満足感を優先するというか。
 まあでも、これを見ると『ターミネーター』は奇跡の映画だな、と思ったりしますけどね(´∀ `;)。そういう「お約束」の前に作られているし、シュワちゃんもまだスターではなかったし、何よりロボットだからセリフが棒でも大丈夫だったから!
 ちなみにBlu-rayにはテレビ朝日版の吹替が入っていたので、それで見ました。やっぱりシュワちゃんの声は玄田哲章だよね!
 星の数は、映画としての面白さではなく、「笑える」というところを評価してのものです! 普通の映画だと思って見るとつまんないかもしれないよ!
(★★★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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