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2009 · 06 · 23 (Tue) 18:26

●『海から来た伯爵』カレン・ホーキンス

●『海から来た伯爵』カレン・ホーキンス(扶桑社ロマンス)
 幼い頃、母を無実の獄死で亡くし、双子の弟とも引き離されたトリスタンは、トラファルガー海戦で英雄にはなったが脚に傷を負い、船に乗ることができなくなる。そこへ、かつて自分たちを見捨てた父、故ロチェスター伯爵の執事リーヴスがやってくる。爵位は継承されるが、遺産を受け取るには管財人の審査に通らなければならないと言う。トリスタンは隣に住む未亡人のプルーデンスにマナーの個人教授を頼むことにする。("Her Master And Commander" by Karen Hawkins,2006)

 全体的には楽しく読めたんだけど、何だろう、ちょっとロマンス色が薄い気が……。
 ヒーローヒロインともに悪くはないんだけど、何だか興味がつい執事のリーヴスと弟に行きがちに。加えて、脇役が妙におかしくて。羊、かわいい。襟巻きをモグモグしゃぶってるところとか想像すると、別の意味で萌えるわ。
 どうもそういう小ネタというか脇道の方が楽しくて、ロマンスがオマケのように読めてしまったようです。これは絶対リーヴスのせいだよね。この人のキャラが立ち過ぎてるんだよ。何をしても、全部この人に見抜かれてるみたいで。いや、面白いんですけどね。
 二部作なので、続きは双子の弟の話。これも見つけたら読みたいな。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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