02
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
15
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
   

□『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』"Star Wars: The Rise Of Skywalker" 2019(12/20公開)
 復活したレジスタンス軍の秘密基地で、レイは一人ジェダイとしての訓練に明け暮れていた。一方、カイロ・レンは隠された惑星を見つけ出し、一人訪れる。「レイを捕まえて、ジェダイを滅ぼせ」──カイロ・レンはレイを見つけ出そうとするが──。(監督:J・J・エイブラムス 出演:キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、他)
※スター・ウォーズシリーズ全般のネタバレが含まれます。



 初日に見てきました。朝8:40の回! なのに当日は感想書けず……orz
 別に迷っていたとかそういうのではなく、最近は外出すると疲れちゃうって情けない理由です(´ω`;)。
 まあ、それはどうでもいい。とにかく見ました。「終わった。ちゃんと終わった」という感じ。私としてはけっこう満足。この辺でピリオドというか、けじめをつけておく方がこのシリーズにとってはいいんじゃないかと(なんだか偉そう)。
 ただ、きれいに終わってるかというと、とてもそうとは言えない。
 その大きな理由の一つは、レイの正体です。
 果たして「レイはパルパティーンの孫」という設定は、どこからつけられていたのか、という疑問が残る。というよりぶっちゃけ、「今回思いついた」感がものすごくあるってことです。
 別にそういう設定が悪いとかそういうことではなく、問題は「とってつけた感」があるってところなのですよね。エピソード7『フォースの覚醒』からちゃんと伏線を張っていたのか、と考えると、首を傾げざるをえない。とはいえ、張ってた張ってないは関係ないのです。製作側は「ちゃんと最初から考えてたもん(゚Д゚)!」と言うに決まってますけどね!
 たとえば、エピソード8『最後のジェダイ』ラストにあった奴隷の少年にフォースがあるかのようなシーンは、どう見ても思わせぶりで伏線のようなシーンなんだけど、今回のレイの出自にあてはめるとそれはミスリードになるわけです。あれはあの時点では「レイのようなどこの誰だかわからない者にもフォースは宿る」ということなわけじゃないですか。しかし彼女は実はパルパティーンの孫で、超エリートの家系であったわけです(パルパティーンの出自はよくわかんないけど)。だから、あのシーンは本当は、カイロ・レンのための伏線なはずなのです。ずっとスター・ウォーズシリーズを見ていると、スカイウォーカー一族がエリートというか「選ばれしもの」みたいに見えるけど(まあそうでもあるんだけど)、伏線が効いていれば「アナキン(ダース・ベイダー、つまりカイロ・レンの祖父)は元々奴隷だったじゃん」と気づく。じゃあその反対、エリートって? と考えると「レイがパルパティーンの孫」という設定はすごく生きてくるわけなんだけど、全然生かされてねええええっ!
 連載した時に「あとから使えそうな伏線」を思いつきで書いといたのはいいけど、回収できずに終わった小説みが強い。「いいや、本にする時に直すから」ができずに、連載原稿をそのまま活字にした初校ゲラを読まされているような気分ですね(´ω`;)。(わかりにくい……)
 Wikipediaによるとパルパティーンの出身はナブーで、アナキンの妻アミダラの側近だったということなので、カイロ・レンとレイの関係性に『ロミオとジュリエット』みたいな雰囲気もあるのかしら、と邪推したりする。
「とってつけた感」を拭えない他の理由としては、エピソード7から「レイがパルパティーンの孫」と設定されていたのなら、もっとそれを効果的に使うストーリー作りをしていたはず、と思えてならないってところ。この設定ならば、レイとカイロ・レンをもっと中心に据えた方がいい物語が作れそうなわけだから、フィンというキャラは、もっと別の意味合いをつけるべきじゃないですか。でも彼の立場は最後までよくわからず。「いらないキャラ」とか言われちゃうのは俳優さんなんだから、かわいそうだよね(´・ω・`)。私も言ってるも同然ですが(ごめんなさい……)。
 あとは、「どうしてもダース・ベイダーとパルパティーンを上回る悪役が作れなかった」という嘆きがあふれていたな……。ダース・ベイダーはさすがにもう出せないから、仕方なくパルパティーンを出した、みたいな雰囲気なんだよなあ。
 結局スター・ウォーズって、
「登場人物たちが親子ゲンカしながらパルパティーンとずっと戦う」
 という話になってしまった。でも、親子三代かけてパルパティーンを完全に倒したんだから、「ちゃんと終わった」と思えたのかもしれない。それだけ時間をかけてやっと倒せる敵としては、パルパティーン以外はなかったかなあ、とも思えるしね。まあ、7以降は同じことのくり返しではあるんだけどね(´・ω・`)……。

 満足したと言っても、それはあくまでも私の気分の問題で、あまりにも欠点が多いので、おすすめとはとても言えない。だから、評価はこのくらいにしておく。
 数年後──そうだな、20年後くらいに、エピソード1からリメイクされることを予言しておく。具体的にはユアン・マクレガーがよさげな年齢になった時、かなあ。
(★★★☆)
web拍手 by FC2

theme : 映画レビュー
genre : 映画

tag : ★★★☆

Secret

文字を大きく・小さく

    Twitter&ランキング



    いつもありがとうございます♪


    書評・レビュー ブログランキングへ

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
    にほんブログ村

    最新記事

    カテゴリ

    ユーザータグリスト

    最新コメント

    最新トラックバック

    リンク

    RSSリンクの表示

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    検索フォーム

    English Translation

    English English得袋.com

    アンケート

    QRコード

    QRコード

    FC2カウンター

    カレンダーと月別アーカイブ

    プルダウン 降順 昇順 年別

    01月 | 2020年02月 | 03月
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29


    プロフィール

    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
    くわしい注意書きは→コチラ
    リクエストは→コチラ

    最近読まれている記事

    ブログパーツ

    最近の拍手ランキング

    人気の記事

    本ブログ村PVアクセス

    ユーザータグ

    ★★★★☆ ★★★★ シリーズ ロマンス以外 角川文庫 ★★★☆ ロマンス映画 創元推理文庫 ラズベリーブックス ヒストリカル その他の出版社 ★★☆ 資料用 サスペンス/ミステリ コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) MIRA文庫 ★★★ ライムブックス 扶桑社ロマンス 新潮文庫 ★★★★★ ハヤカワ文庫 マグノリアロマンス フローラブックス 集英社文庫 パラノーマル アンソロジー 二見文庫 ヴィレッジブックス ★★ ランダムハウス講談社 ★☆ ソフトバンク文庫 サンリオ 文春文庫 ラベンダーブックス ラベンダーブックス(幻冬舎) オーロラブックス(宙出版) 講談社文庫