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□『翔んで埼玉』

『翔んで埼玉』2019(WOWOW)
 19XX年、埼玉県は東京都に迫害され、県民は通行手形がなければ東京に入ることも許されなかった。そんな折、東京の白鵬堂学院にアメリカ帰りの麻実麗が転校してくる。東京都知事の息子で学院の生徒会長である壇ノ浦百美は麗に敵対心を抱くが、何につけても完璧な彼に次第に好意を持つようになる。しかし、麗は実は埼玉県人であり、東京都から埼玉を解放する使命を与えられていた。(監督:武内英樹 出演:二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、加藤諒、中尾彬、麿赤兒、竹中直人、京本政樹、他)

 あけましておめでとうございます
 今年もよろしくお願いいたします

 って、さっそく映画の感想ですみません(´・ω・`)。
 今年の目標はここ数年同じです。「もっと本を読みたい」。



 さて、新年一発目の映画は『翔んで埼玉』です。
 私、実は埼玉県出身です。東京に引っ越して30年以上たっていますが、この映画でも「埼玉の植民地」と言われていた池袋は今でもなじみのある街です。
 なので、オープニングでのブラザートムの話し方に悶絶(´ω`;)。

「うお〜、埼玉の人のしゃべり方〜!」

 標準語とそんなに変わらない(はず)んですけど、微妙な言い回しや語尾などちゃんと再現してた。
 熊谷市に在住する菅原家の娘の結納の日ということで、三人家族の車は田んぼの中を爆走する(このシーンを見て、吹きさらしでモロに風が当たるため、強風の日には徐行運転をするJR川越線を思い出す私)。聞いているラジオは当然NACK5。そこからとある都市伝説に関する番組が流れてくる。
 それがあらすじ──原作マンガの部分ですね。魔夜峰央の原作、当時読んだはず。住んでた頃だし。「ひどい」と言いつつ笑った、という記憶しか残ってないです。再販されたので読んだら、やっぱり「ひどい」と言いつつ笑いました。全然変わってない(´∀ `;)。
 原作は、埼玉県人とバレた麗と逃避行をする百美がサイタマラリヤにかかり、絶体絶命の危機におちいる中、伝説の埼玉県人「埼玉デューク」の存在を知る、という未完で終わっているのですが、映画ではもちろんその続きがあります。
 ギャグマンガ、しかも少女マンガでもあるわけですけれど、その独特の世界観とバカバカしい展開を全編真面目にやっていて清々しかったです〜。そしてやっぱり「『ひどい』と言いつつ笑った」。これに尽きます。千葉と埼玉のライバル関係に焦点を当てていて、川をはさんでの芸能人ジャンケンとかひどかったわ〜。だって舞台が「19XX年」って言ってるのに、桐谷美玲とか小島よしおとか、ふなっしーとかふっかちゃんとか、まだ当時デビューしてない人もしれっと出すめちゃくちゃぶり。
 群馬も茨城も栃木もディスられていますが、群馬は「グンマー」というのがネットで有名になったりしたので、それを元にして表現されていたみたい。でも、翼竜は飛んでたかな(´ω`;)……。なんかほとんどワカンダじゃないかとも……。
 一番楽しめるのは埼玉県人、埼玉出身者だと思いますが、埼玉周辺の関東圏の人でも多分楽しめるはず。それ以外の地方の人がどう思うかわからない……。小ネタが山ほどあるからなあ。なじみのある地名や固有名詞などが出てくるとテンション上がる。あとやっぱり、大宮と浦和は仲悪いんだね。私は「へそ」と呼ばれている田舎の方出身ですのでね……。
 しかし今回衝撃を受けたのは、見終わった時の家族のこの言葉ですよ。

「熊谷って群馬だと思ってた」

 なんですってぇー(゚Д゚)!?
 この人、東京生まれ東京育ちなんですよ! この言葉はそういう人が、

「赤羽って埼玉だと思ってた」

 と言われるのと同じくらいのダメージですよ!
 あっ、でもこういう言葉ってきっと他の県にもあるよね。なんだか知りたくなってきたよー。
(★★★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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