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□『フォードvsフェラーリ』

『フォードvsフェラーリ』"Ford v Ferrari" 2019(1/10公開)
 1963年、フォードはフェラーリの買収に乗り出したが失敗。レーシングチームを手放したくないフェラーリ側が土壇場で破談にしたのだ。フォードの社長はこれに怒り、ル・マン24時間レースでフェラーリを打ち負かすことを決意し、カーデザイナー兼エンジニアのキャロル・シェルビーにレースに勝てる車を作るよう依頼する。シェルビーはイギリス人レーサーのケン・マイルズとともにこの無謀な挑戦を受けるが──。(監督:ジェームズ・マンゴールド 出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベール、ジョン・バーンサル、カトリーヌ・バルフ、トレイシー・レッツ、ジョシュ・ルーカス、ノア・ジュープ、他)



 公開日に見てきたのですが、例によって感想を書く時間が取れず(´・ω・`)。
 面白い映画を公開日に見たのなら、早めに感想アップした方がいいに決まっているのですが、予定通りにはいかないのが最近の悩みです。
 それはともかく、IMAX2Dで見てきたのですが、これが正解! 大きな画面で見ると迫力が違う! 特にレースシーンが! レースシーンは一切CGを使ってないそうなんですよ。本当に車を走らせている。ローアングルでのデイトナ24時間レースのシーンを見た時、

『カーズ』だ……!」

 と本末転倒なことを思ってしまい、頭が混乱した。(その横で家族は「『グランツーリスモ』だ!」と思っていたという……)
 タイトルは『フォードvsフェラーリ』ですが、実は戦うのはフェラーリだけじゃない。いや、「フェラーリじゃない」と言い切ってもいいね。本当の敵は、フォードの上層部なのです。フェラーリを買収しようとして失敗し、恥をかかされたフォード側がレースチームを作り、ル・マン24時間レースの優勝をフェラーリから奪うことを目指す、という物語なんだけど、レースチームの責任者でありカーデザイナーであるキャロル・シェルビーと整備士兼ドライバーのケン・マイルズはことあるごとに入るフォード上層部の無茶ぶりや横やりに悩まされる。
 もうこの要求がムカつくわけです。特に最後のル・マンでのやつ! 今やったら「ヤラセだ」とか「あざとい」って言われて炎上ものだよね(゚Д゚)! 時代だなあ。
 しかもそれは、上層部の反対を押し切ってマイルズを使ったシェルビーへのあてつけというか、だまし討ちで──いやあぁぁーっ、なんてえげつない! 虫酸が走るわ! 「こんな会社、つぶれてしまえ!」と思いましたよ。いっそ「フェラーリ勝て!」とまで(いや。その段階では無理なんですけど)。
 マット・デイモンのキャロル・シェルビーもいいんですが、とにかくクリスチャン・ベールのケン・マイルズがとてもよかったです。カッとなりやすかったり、物言いがひねくれていたりと、いろいろ困った人ではあるのですが、車と家族を純粋に愛している。特に愛すべき夫でありよき父であったことは、妻と息子の描き方でよくわかる。息子がとってもかわいくて、そしてかわいそうだった……。
 映画を見た時は、あの横やりがなければ、マイルズは単独優勝できていたのになあ、それでこの終わり方とはモヤる……と思ったのですが、感想を書いているうちに、別にマイルズはあの時、ああなるなんて自分で思ってなかったわけで──ラストに味わった思いは、シェルビーやマイルズの妻や息子が抱いた後悔と同じなんだな、と思い直しました。ほろ苦い結末です……。
(★★★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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