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◆『シャンパンとまわり道』スーザン・ブロックマン

◆『シャンパンとまわり道』スーザン・ブロックマン(ランダムハウス講談社)
 その日、なぜかエレンは空港で出会ったばかりの刑事サムと、リムジンの中でシャンパンのグラスを傾けていた。10歳近くも年上で、ティーンエイジャーの子供も二人いるというエレンに、彼は惹かれているらしい。こっちはもう男なんてこりごりだと思っているのに……。("Ladie's Man" by Suzanne Brockmann,1997)



 何となく軽い現代物が読みたいと思って手に取ったのですが……オープニングが軽すぎてびっくり。ていうか、たまに読んでても全然話の中に入っていけない、というのがあるんだけど、これは最初の方、そんな感じだったな。別にどこが悪いとか、何がいけないっていうのではなく、なぜか冷めてしまうんだよね……。
 おそらくだけど、それはヒロインが原因だと思われる。単純に嫌いとかそういうのではなく、心理描写や行動に違和感があるんだろうな。いろいろな理由があるけど、この作品の場合、本人の中に規範があるように見えて、その実それを守れるほどの意志がないというか──そして、その規範を破るほどのきっかけも満足に提示されない、って感じかなあ。酔っぱらった勢いで、とかでもいいんですよ。けど、酔ってるようにも思えなかったし。ヒーローのこと勝手に「女たらし」と決めつけて、それを言い訳にしているのもちょっといやだった。結果的に当たりとはいえ、状況的にはお互い様じゃないだろか。
 後半は割とよかったんだけどねえ。私は意志の弱いヒロインに厳しいからなあ。肉欲に流されてしまう、というのはそこそこ許せるんだけど、理屈っぽいくせにフラフラしちゃうのはどうにも気持ち悪いんだよねえ。
 ま、ヒロインがついつい身を任せちゃうという説得力がヒーローになかった、とも言えるのかもしれませんが(´∀`;)。
(★★)
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tag : コンテンポラリー ランダムハウス講談社 ★★

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    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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