2022 · 06 · 12 (Sun) 12:24 ✎
□『トップガン マーヴェリック』"Top Gun: Maverick" 2022(5/27公開)
ピート・"マーヴェリック"・ミッチェル大佐は、再びトップガンに戻ってきた。あるミッションのため、若き優秀なパイロットたちに旧式の戦闘機の操縦を教えることになったのだ。しかし、ミッションをこなすための課題は厳しく、加えて訓練生の中にはマーヴェリックのかつての盟友・グースの息子ルースターがいた。(監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、エド・ハリス、ヴァル・キルマー、他)
ピート・"マーヴェリック"・ミッチェル大佐は、再びトップガンに戻ってきた。あるミッションのため、若き優秀なパイロットたちに旧式の戦闘機の操縦を教えることになったのだ。しかし、ミッションをこなすための課題は厳しく、加えて訓練生の中にはマーヴェリックのかつての盟友・グースの息子ルースターがいた。(監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、エド・ハリス、ヴァル・キルマー、他)
前作『トップガン』を前日に見直して、万全な態勢で見に行きました。もちろんIMAXレーザーでの上映。映像も音もなるべくよいところで見た方がよいと聞いたので。
なんかでも、「やっぱり話は雑なんじゃないか」という危惧は拭えぬまま、映画が始まったら──。
オープニングが前作とほぼ同じじゃないか(゚Д゚)!
1980年代を思わせるクレジットのフォントもそのままで、ガンガン戦闘機が飛ぶ中、『デンジャーゾーン』がかかって──という、「あれ、今何年だっけ?」と思うような始まり方に、ちょっとびっくりしちゃって。
そして、やっぱり話は雑だった。「長い」「いらない」「なんで?」と思うようなシーンもあった。この印象もトップガンそのまんま!
でも、今回は許せる。許せるっていうか、大画面でくり広げられるドッグファイトシーンの迫力が欠点を補って余りある。ツッコミどころ満載で、後半のミッションも「あの作戦、やっぱヤバくない?」と思いながらも、見てるとつい忘れちゃうんだよね。「手に汗握る」とはまさにこのことだった。
前半、それなんて『スター・ウォーズ』「不可能なミッション」をやり遂げるための訓練シーンがずっと続くんだけど、それが本当にしんどそうに見えるのがこの映画の肝なんだと思います。なんのための訓練なのか、ということはさておき、限界を突破しようとするパイロットたちの意気込みは伝わってくるし、実際に戦闘機に乗り込んで撮影した俳優たちの演技にも圧倒される。
マーヴェリック自身、冒頭で「限界を突破」しようとして(『ライトスタッフ』のチャック・イェーガーのごとく)無茶をやる、という相変わらずなところから始まるんだけど、それはある意味「老境」の象徴でもあるのです。しかし、今回のミッションでは「生き残る」ということも最大の挑戦であるという心境に変わっていく。年を取るとそういうのって実感せざるを得ないね! トム・クルーズでもそういうこと考えるようになったのかなあ。
前作は『デンジャーゾーン』がやたらかかってたけど、今回は冒頭のみだった。よかった。あんまりかかるとこの日本語カバーを思い出して、笑っちゃうところだったよ(´ω`;)。
余談ですが、今回「後半が荒唐無稽になる」というのを小耳にはさみ、いろいろ妄想しました。
というか、前作のように「好戦的」と言われないための回避策としてとてもいいと思ったのは、
「後半のミッションは、宇宙船攻撃」
というもの(主に家族が考えた)。
実はマーヴェリックのお父さんも戦闘機乗りで、ミッション中に行方不明になっているのです(今回は何も言及されてない。前作で説明されてる)。機密扱いなのでいまだ真相がわからないらしいのだが、それって宇宙人にさらわれていてもおかしくないじゃないですか!
宇宙船を攻撃するマーヴェリックの前に、歳をまったく取っていないお父さんが現れて──とか、こりゃこのご時世に対する変なノイズ入らなくていいや、と思ったんだけど、荒唐無稽すぎて別のノイズが入りそう(´ω`;)。
「モハーヴェ砂漠とか出てくるから、期待しちゃった(゚д゚)!」
とは家族の言葉です。
(★★★★)
なんかでも、「やっぱり話は雑なんじゃないか」という危惧は拭えぬまま、映画が始まったら──。
オープニングが前作とほぼ同じじゃないか(゚Д゚)!
1980年代を思わせるクレジットのフォントもそのままで、ガンガン戦闘機が飛ぶ中、『デンジャーゾーン』がかかって──という、「あれ、今何年だっけ?」と思うような始まり方に、ちょっとびっくりしちゃって。
そして、やっぱり話は雑だった。「長い」「いらない」「なんで?」と思うようなシーンもあった。この印象もトップガンそのまんま!
でも、今回は許せる。許せるっていうか、大画面でくり広げられるドッグファイトシーンの迫力が欠点を補って余りある。ツッコミどころ満載で、後半のミッションも「あの作戦、やっぱヤバくない?」と思いながらも、見てるとつい忘れちゃうんだよね。「手に汗握る」とはまさにこのことだった。
前半、
マーヴェリック自身、冒頭で「限界を突破」しようとして(『ライトスタッフ』のチャック・イェーガーのごとく)無茶をやる、という相変わらずなところから始まるんだけど、それはある意味「老境」の象徴でもあるのです。しかし、今回のミッションでは「生き残る」ということも最大の挑戦であるという心境に変わっていく。年を取るとそういうのって実感せざるを得ないね! トム・クルーズでもそういうこと考えるようになったのかなあ。
前作は『デンジャーゾーン』がやたらかかってたけど、今回は冒頭のみだった。よかった。あんまりかかるとこの日本語カバーを思い出して、笑っちゃうところだったよ(´ω`;)。
余談ですが、今回「後半が荒唐無稽になる」というのを小耳にはさみ、いろいろ妄想しました。
というか、前作のように「好戦的」と言われないための回避策としてとてもいいと思ったのは、
「後半のミッションは、宇宙船攻撃」
というもの(主に家族が考えた)。
実はマーヴェリックのお父さんも戦闘機乗りで、ミッション中に行方不明になっているのです(今回は何も言及されてない。前作で説明されてる)。機密扱いなのでいまだ真相がわからないらしいのだが、それって宇宙人にさらわれていてもおかしくないじゃないですか!
宇宙船を攻撃するマーヴェリックの前に、歳をまったく取っていないお父さんが現れて──とか、こりゃこのご時世に対する変なノイズ入らなくていいや、と思ったんだけど、荒唐無稽すぎて別のノイズが入りそう(´ω`;)。
「モハーヴェ砂漠とか出てくるから、期待しちゃった(゚д゚)!」
とは家族の言葉です。
(★★★★)
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最終更新日 : 2022-06-12