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2023 · 10 · 28 (Sat) 21:30

▼『幸運には逆らうな』ジャナ・デリオン

▼『幸運には逆らうな』ジャナ・デリオン(創元推理文庫)
 新町長シーリアが保安官を解任し、見るからに無能の男を後任に据えてしまう。その直後に、湿地のど真ん中あたりで爆発音が。フォーチュン、アイダ・ベル、ガーティの友人であるウォルターが破片にぶつかって怪我をしたと聞く。どうも爆発した工場では違法ドラッグの密造をしていたのではないか、とあたりをつけたフォーチュンたちだったが──。("Soldiers Of Fortune" Jana DeLeon, 2015)
・〈ワニ町〉シリーズ第6作

 ルイジアナ州の田舎町シンフルを舞台に、潜伏中のCIAスパイ・フォーチュンとパワフルおばあちゃんアイダ・ベル&ガーティの三人が大暴れする〈ワニ町〉シリーズ第6弾です。
 オープニングから波乱含みです(いや、いつもですけど(´ω`;))。実はウォルターにぶつかった「破片」は人のちぎれた脚。違法ドラッグはメタンフェタミンです。
 メタンフェタミンって何? とネットで調べたら「ヒロポン」って出てきたよ(゚д゚)! 覚醒剤ってそういうことか、そりゃヤバい薬だ!(と年寄りにはわかる)
 そんなものが出回ったら、町が大変なことになる! と三人は思うわけです。でも新保安官は捜査する気はなく、唯一まともな保安官助手カーターは前作の怪我からまだ療養中、ということで、「動けるのはあたしたちだけじゃん!」とばかりに嗅ぎ回る三人。だが、別の理由で町にクスリを入れたくない一派がフォーチュンに荒っぽく接触してくる。
 いろいろと話が動き出す予感のする巻です。フォーチュンがここに送り込まれた事情も絡んでくる? カーターとはますますいい雰囲気になっているけど、ロマンス的にはフォーチュンが「いつ彼にバレるのだろう」とやきもきしている状態です。スパイとしてではなく、一人の女性として「バレたらどうしよう」と心は乱れる。私なら「ああ、胃が痛い」と言いながらベッドで猫とゴロゴロしてる。しかし、そんなヒマはシンフルにはないのであった。
 とにかくスピーディーで、テンポがよいままラストまで突っ走ります。と言ってる私が出て2ヶ月後に感想書いてて大変申し訳ない。読みにくいとかじゃないからね! むしろ今の私の体調でマイペースに楽しんで読めるってのが大切!(言い訳ですけど(´Д`;)。ごめんなさい)
 今回はガーティの過去話が聞けて、楽しかったな。フォーチュンの大おばマージ(嘘だけど)を含めたアイダ・ベル、ガーティ三人の若い頃の話とかも聞きたいな。
(★★★★)

最終更新日 : 2023-10-28

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