Top Page › 映画の感想 › 旧作の感想 › □『RRR』

2024 · 01 · 24 (Wed) 13:44

□『RRR』

『RRR』"RRR" 2022(WOWOW)
 1920年、英国領インド帝国。英国人のインド総督に連れ去られた少女を助けるため、ビームは仲間とともに村から離れ、デリーへ向かう。デリーでは優秀な警察官であるラーマが、ビーム捜索のため、独立運動家を装い、彼に近づこうとする。しかし、二人は互いを知らないまま、列車事故に巻き込まれた少年を協力して救うことに成功する。(監督:S・S・ラージャマウリ 出演:N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アジャイ・デーヴガン、アーリヤー・バット、シュリヤ・サラン、サムドラカニ、レイ・スティーヴンソン、アリソン・ドゥーディ、オリヴィア・モリス、他)

 3時間の長丁場、途中何度か猫に邪魔されながらも楽しんで見られました。大変面白かったです。
 英国領時代のインドで、のちに独立運動を先導する実在の人物たちの若かりし頃を描くフィクションなんですが、英国側が非常にわかりやすい悪役で──というか、実際あんな感じだったのであろう。見ててほんとに胸糞悪いけど、徹底的な娯楽作なので、ちゃんと溜飲下がる展開になります。
 その胸糞悪さに、ついつい最近毎日見ている『必殺仕事人』の再放送を思い出し──ものすごく大掛かりな必殺仕事人を見ているような気分になりました(´ω`;)。悪い奴は国も時代も関係ないなあ。
『RRR』とは関係ないけど、実は『必殺仕事人』、子供の頃見てなくてよかったかも、と思ってるのでした。中村主水(藤田まこと)にハマっていた可能性がある。しょぼくれたおじさんで昼行灯、いいかげんなヒラ同心に見えて裏稼業の手際のよさと見えそで見えない正義感──一つ大きな性癖が加わっていたかもしれない。
 祖父母と住んでいたので時代劇は毎日のように見ていたのですが、9時には寝る子だったので、必殺シリーズは見ていなかった。その頃大好きだったのは『江戸を斬る』シリーズ(西郷輝彦主演のもの)。生涯に渡る性癖をこれで得たのです。
「正体を隠したヒーロー、戦うヒロイン、二人の障害は身分差」
 という性癖ですね。ノーラ・ロバーツ(じゃなかった、素で間違えてた)J・D・ロブのイヴ&ロークシリーズを読んだ時に、それを実感しましたもの。『江戸を斬る』は遠山金四郎が女義賊の紫頭巾と協力して事件を解決する、というお話。商人の娘である紫頭巾と武士の金四郎が結ばれる可能性はない、のかと思いきや、実は──という展開になる。イヴ&ロークは、大富豪のロークが女刑事のイヴと結婚したがっても、彼女は自分の生い立ちゆえに彼のプロポーズを受け入れない、という……同じじゃん(゚Д゚)!(暴論)
 ただこの性癖には大きな欠点がある。「結婚しちゃうと冷める」のです。結ばれないところがジレジレしていいものですから、『江戸を斬る』もイヴ&ロークも、結婚したら関心がなくなっちゃったんですよ(´ω`;)。『江戸を斬る』なんて中学生の頃ですよ。中学生のくせに。中学生だからか。けど大人になっても変わってない!
 ……と、ほんとに『RRR』と関係ない話でしたね、すみません。
(★★★★)

最終更新日 : 2024-01-24

Comments







非公開コメント