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2009 · 08 · 04 (Tue) 12:28

◆『約束のプロポーズ』ペギー・モアランド

◆『約束のプロポーズ』ペギー・モアランド(ハーレクイン)
 友人たちが結婚していくのを見て、自分も妻が欲しいと思ったフォレストは、隣の牧場の娘で幼なじみのベッキーと昔交わした約束を思い出す。「もし君が30歳の誕生日まで独身だったら、僕が君をもらってあげる」──今こそ約束を果たす時だ。だが、彼女は彼のプロポーズを断り、その上婚約までしていると言う。("Billionaire Bridegroom" by Peggy Moreland,1999)
・〈華麗なる紳士たち〉シリーズ第3作(作家競作)

『華麗なる紳士たち II』の一編。
 古本屋で適当に買ってくると、こういう失敗が──orz これは、『華麗なる紳士たち I』とつながっているわけね。続き物なんだ。けど、続いている箇所はサクッと無視して、メインのロマンスだけを読みました。
 うう、でも私が一番嫌いなヒーローのタイプなんだよな……。片思いをしているヒロインにずっと目もくれなかったくせに、男の影がちらつく(実際にはいないんだけど)といきなり焦り出す奴。遅ぇーんだよ(゚Д゚)ゴルァ!! と怒鳴りたくなる奴です。
 切なく片思いをしていたヒロインがどれだけ傷ついていたか、その片思いの年月だけ追体験させて、辛酸を味わわせたい、と切に願います。傲慢ヒーローへのお仕置きもいつも足りない! と思うけど、実は一番けちょんけちょんにしたいのはアホバカ鈍感幼なじみヒーローだったりする。しかもこいつ、最初のプロポーズがひどすぎるし! 百年の恋が冷めてもおかしくないほどの本性をさらしたというのに、どうしてヒロインは許すんだろうか? よくわからない……。
 ヒロインもプライドが高いのなら、もっと毅然としていてほしいよね。グーで殴るくらいの気概が欲しいよ。そういうヒロインのお話が読みたい……。流されるのが多すぎる……。
 とか言いながら、腹立たしいとそれなりに感情移入もしちゃうんだよなあ。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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