Top Page › 読書の感想 › シャノン・マッケナ/シャノン・アンダーソン › ▼『夜の扉を』シャノン・マッケナ

2009 · 08 · 10 (Mon) 07:56

▼『夜の扉を』シャノン・マッケナ

▼『夜の扉を』シャノン・マッケナ(二見文庫)
 美術館に勤めるアビーは、デート相手に襲われそうになったところを、鍵師のザンに助けられた。二人は惹かれあうが、過去の苦い経験からアビーは素直になれない。一方、美術館では大きな展示の準備が進んでおり、それを狙ったある陰謀も密かに計画されていた。("Hot Night" by Shannon McKenna,2006)

 うーん、何だか読むのに時間がかかった……。
 ちょっとヒロインが好きになれなくて。今までのさんざんな恋愛の二の舞を踏まないために、元彼と似たようなタイプの男とはつきあわない、という決意はいいんだけど、それを見た目とかやってる仕事とか、そういう表面上のことを基準にするってのが、何だか……頭悪っ、みたいに思っちゃってね……。見た目がそれっぽい(中身全然違う)からって拒否られて、「身体だけの関係でいいから」とすがるヒーローが哀れだ(・ω・`)。
 よほどひどい目に合ったんだろうけど、それを何度もくり返す自分を省みなかったのはなぜ? 男のせいだけとは思えないけどね。「いっそのこと、男とつきあわないようにする!」ってくらいの思い切りはないわけだし。同僚からクソみたいな男を何度も紹介されても断れない、という優柔不断さが今までの男とのつきあい方をありありと見せているよね。その学習能力のなさ、無防備さ、流されやすさ。ヒーローが怒る気持ち、すごくわかる(^^;)。もう、すっごくイライラしました。けど、ヒロインがぼんやりだったからこそ、二人は出会ったんだから──と思っても、帳消しにはならねえな……orz
 ヒーローも、好みとは少しズレてた。メロメロなのはわかるんだけど、あまり萌えない。それは多分、ヒロインに魅力を感じなかったからだね。「こんな女のどこがいいの?」と思っちゃうと、やっぱり興ざめしてしまう。
 サスペンス部分も、しょせん趣味の犯罪、って程度に見えちゃったなあ。展開がいまいちでも、悪役に魅力があればまだいいんだけど……うーん、あの手下の選び方からしてダメダメですな。
(★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント