09
1
2
3
4
5
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

久々の挫折

 スーザン・エリザベス・フィリップスの『麗しのファンシー・レディ』(MIRA文庫)を──。



 読んだというか、目を通したというか──つまり、ななめ読み、飛ばし読みをしました(´∀`;)。読み方があまりにもいいかげん(というよりほぼ挫折)なので、感想にはあげない。
 図書館で見つけてあらすじを読んだ時から、何となくいや~な予感がして──それでも読み始めたんだけど……。
 途中からこれは、ロマンスというより、女の一代記というか、そういうものである、というのがわかった。ヒロインのフランセスカは大変な美女で、ヨーロッパ社交界の花形。文字通りのセレブだけど、甘やかされて育ったせいで人間的には未成長。母が死んだ時、自分には財産がないということがわかるが、自活する手段も決意もない。
 そんな彼女が何もないところからのし上がって、またセレブな生活に──という冒頭部分からのちの展開が見えて……「あ、これはもう私、この歳で読むのはしんどい」と思ってしまいました。
 この作品の出版はちょうど20年前なのですが、その頃、日本でもこういう小説はたくさん訳されていましたね。ありていに言えばメロドラマですけど、代表的なのはジュディス・クランツかな。その当時、読みまくりましたよ、私。元気で生意気で、将来への不安や夢がいっぱいな頃に。精神的な弱さと同時に、それに勝る強靱さもあった。
 その頃なら、きっと面白く読めたはず、と思ったけど、今の私にはきつい……。
「水戸黄門」の主題歌みたいな人生の波はもう充分わかってますから……小説で追体験(いや、全然違うんだけど、味わった負の気分ってことね)したくない、というのが本音だ。実体験が糧になっている、というのはいくらでも承知しているけど、じゃあこれからもう一回同じことするか? と訊かれれば、
「絶対にヤダ!」
 としか言えない気分に似ています……(´∀`;)。今の私はもう、ただただ萌えたいだけなのです……orz
 若い人ならいいんじゃないかしら(ってちゃんと読んでないけどさ)。SEP自身も、この作品は他のロマンスとは一線を画していることを意識してるみたいですね。
 ちなみに『レディ・エマの微笑み』は、これのスピンオフになるようです。こっちは割と好きだったんだけどなあ。("Fancy Pants" 1989)
web拍手 by FC2
Secret

文字を大きく・小さく

    Twitter&ランキング



    いつもありがとうございます♪


    書評・レビュー ブログランキングへ

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
    にほんブログ村

    最新記事

    カテゴリ

    ユーザータグリスト

    最新コメント

    最新トラックバック

    リンク

    RSSリンクの表示

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    検索フォーム

    English Translation

    English English得袋.com

    アンケート

    QRコード

    QRコード

    FC2カウンター

    カレンダーと月別アーカイブ

    プルダウン 降順 昇順 年別

    08月 | 2019年09月 | 10月
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 - - - - -


    プロフィール

    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
    くわしい注意書きは→コチラ
    リクエストは→コチラ

    最近読まれている記事

    ブログパーツ

    最近の拍手ランキング

    人気の記事

    本ブログ村PVアクセス

    ユーザータグ

    ロマンス映画 ★★★☆ シリーズ コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★ ライムブックス ヒストリカル ★★★★ ★★★★☆ ★★☆ 扶桑社ロマンス 新潮文庫 サスペンス/ミステリ 資料用 ロマンス以外 角川文庫 ★★★★★ ハヤカワ文庫 マグノリアロマンス フローラブックス 創元推理文庫 集英社文庫 パラノーマル アンソロジー 二見文庫 ヴィレッジブックス ★★ MIRA文庫 ランダムハウス講談社 ラズベリーブックス その他の出版社 ★☆ ソフトバンク文庫 サンリオ 文春文庫 ラベンダーブックス ラベンダーブックス(幻冬舎) オーロラブックス(宙出版) 講談社文庫