09
1
2
3
4
5
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
23
24
25
26
27
28
29
30
   

●『じゃじゃ馬と公爵』ジャッキー・マニング

●『じゃじゃ馬と公爵』ジャッキー・マニング(ハーレクイン文庫)
 1811年、イギリス。3年前、アリシアはいわれのない醜聞を流され、社交界を追放された。以来、馬の調教に情熱を傾けている。特に傷ついた馬を癒すことで評判だ。それを聞きつけたウェクストン公爵ダルトンが、怪我をした愛馬の調教を依頼してきた。だがアリシアはそれを断る。3年前に醜聞を流したのは、他でもない彼の母親だったから。("Taming The Duke" by Jackie Manning,2001)



 半分まではすごく面白かった。よくある、愛を信じられないヒーローと美しく心優しいヒロインのすれ違いロマンスですが、ニセ醜聞を流したヒーロー母とヒーローの婚約者気取りのわがままバカ娘の悪辣ぶりが非常にいいアクセントになってて、ワクワクしたですよ。
 でも、あらら……後半になったら、急に勢いがなくなってしまった。ヒーロー母、あのあくどさの裏にそんなつらいことが──なんて思えるかあっ!ヽ(`Д´)ノ 本当に息子を愛しているのなら、どうしてあんなバカ娘と結婚させよう、なんて思うんだ。親友の娘だから、というのはあまり説得力ない。息子が嫌がってるから意地になって、というのなら一応筋は通るけど、その長年の歪みがあっさりとなくなるのは唐突すぎる。それがヒロインの尽力故だと言いたかったにしても、都合よすぎるよ。何も考えてない人なら、けろりと気持ちを変えてもありえそうと思えるけど、ヒーロー母はバカじゃないので、この心理展開には無理がある。
 ならばバカ娘に(別の意味で)がんばってもらって──と思ったのに、簡単に出てこなくなっちゃうし……。ああ、残念(T_T)。胸がすくような展開にもならず、ただひたすらきれいに終わっちゃう。そんなきれいじゃなくてもいいのに、と思う私がおかしいのか……orz
 いや、形の上では上手にまとめられているので、私が気になったところが気にならなければ、多分面白く読めると思います。話は王道だしね。あー、前半は本当に面白かったのになー。
(★★★)
web拍手 by FC2

tag : ヒストリカル ハーレクイン(文庫含む) ★★★

Secret

文字を大きく・小さく

    Twitter&ランキング



    いつもありがとうございます♪


    書評・レビュー ブログランキングへ

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
    にほんブログ村

    最新記事

    カテゴリ

    ユーザータグリスト

    最新コメント

    最新トラックバック

    リンク

    RSSリンクの表示

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    検索フォーム

    English Translation

    English English得袋.com

    アンケート

    QRコード

    QRコード

    FC2カウンター

    カレンダーと月別アーカイブ

    プルダウン 降順 昇順 年別

    08月 | 2019年09月 | 10月
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 - - - - -


    プロフィール

    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
    くわしい注意書きは→コチラ
    リクエストは→コチラ

    最近読まれている記事

    ブログパーツ

    最近の拍手ランキング

    人気の記事

    本ブログ村PVアクセス

    ユーザータグ

    ★★☆ ロマンス映画 ★★★☆ ★★★ シリーズ コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ヒストリカル ライムブックス ★★★★ ★★★★☆ 扶桑社ロマンス 新潮文庫 サスペンス/ミステリ 資料用 ロマンス以外 角川文庫 ★★★★★ ハヤカワ文庫 マグノリアロマンス フローラブックス 創元推理文庫 集英社文庫 パラノーマル アンソロジー 二見文庫 ヴィレッジブックス ★★ MIRA文庫 ランダムハウス講談社 ラズベリーブックス その他の出版社 ★☆ ソフトバンク文庫 サンリオ 文春文庫 ラベンダーブックス ラベンダーブックス(幻冬舎) オーロラブックス(宙出版) 講談社文庫