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2009 · 09 · 12 (Sat) 07:33

▼『ガラスのりんご』ジェイン・アン・クレンツ

▼『ガラスのりんご』ジェイン・アン・クレンツ(ハーレクイン)
 今までの生活に見切りをつけ、久しぶりに伯父の山小屋を訪ねたサラ。だが、伯父は不在。それになぜか不自然さを感じ取ったサラは、何かあったら訪ねるようにと言われていた伯父の友人エイドリアンの家へ行く。そこで彼女は、自分の持っているのと同じ、ガラスのりんごを見つける。("The Waiting Game" by Jayne Ann Krentz,1986)

 うーん、何だか読みづらかった……。けっこういつものクレンツ作品な感じだとは思うんだけど、やっぱり古いものだからかなあ。
 全体的に言うと、変人の伯父さんにヒーローとヒロインが振り回されました、という話になっていますが、じっとしていられないヒロインというのもかなりやっかいな存在だな、と思った。嫌いとまではいかないんだけど、ちとイライラ。原題どおり、待たされている間(というより、ヒーローに「待て」をされている間)、推理というか妄想を言いまくる。
 とはいえ、それは決してとんちんかんなものではなく──さらに、ヒーローの考えてることがよくわからないのも意図的で──というのはわかった。わかったけど……まとめ方がぎこちない。あのいつものそつのなさがないぞ! どっちがいいかって言われたら、鼻についてもまとまってる方がいいと思いました(´∀`;)。
 ロマサスにしては、背景ばかりがやたらでかくて、ヒーローとヒロインの動きが足りないんだよね。話してるだけ、という印象です。ヒーローの正体がわかった時も、予想していなかったのに意外に思わず。なぜ? いや、なんかこう、伏線がヒロインの妄想に埋もれたような……orz 「あー、はいはい」みたいに聞いてると、こういうことってあるよね(´∀`;)。
(★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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