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2009 · 09 · 30 (Wed) 09:41

◆『時には危険な恋のように』リアン・バンクス

◆『時には危険な恋のように』リアン・バンクス(ハーレクイン)
 夜勤明けだというのに、引っ越してきたばかりの隣家から大音量の音楽が聞こえる。耐えかねたアンディーは、抗議のため、隣家の呼び鈴を押すと、中から五歳くらいの少年と父親らしき男イーライが現れる。高名な科学者である彼は、近所からフランケンシュタイン博士と恐れられているが、実際は一緒に暮らし始めたばかりの息子の世話に戸惑う毎日だった。("A Date With Dr. Frankenstein" by Leanne Banks,1995)

『二人の奇跡』はこれのスピンオフだったのね。知らないで読んだよ。できればこっちを先に読みたかったな、とも思いましたが、ネタバレとかはないから別に大丈夫です。
 でも、この感想を書く段になって「あれ?」と思う。邦題……中身と全然合ってないよ(^^;)。本物のフランケンシュタイン博士との恋愛だったら危険かもしれないけど、ヒーローは別にマッドサイエンティストじゃありません。変人ぶりなら、『二人の奇跡』のヒーローの方が上だし。子供もいるので、全体的にほのぼのムードです。
 オーソドックスなお話で安心して読めます。でもちょっとヒロインがヒーローを避ける理由が、わかるけど説得力が足りない感じだった。失敗した婚約者と同じような状況だから、というのも、傷ついていることもわかるんだけど、少し短絡的ではないか、と疑問に思ってしまった。相手もその子供も全然違う人間だと承知しても避けてしまう、という気持ちを表すための何かがほしかったかなあ。
 それにしても、ほんと“危険な恋”じゃなかったわ……(´∀`;)。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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