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2009 · 10 · 22 (Thu) 07:59

◆『未婚の母になっても』リン・グレアム

◆『未婚の母になっても』リン・グレアム(ハーレクイン)
 母の心臓病手術の費用を稼ぐため、ポリーは代理母を引き受け、妊娠した。しかし手術は成功せず、母は死亡。代理母の依頼主である富豪の独身男性ラウルは、そんなポリーの不幸を知り、正体を偽り彼女に近づく。だが、ラウルが依頼主であることを知ったポリーは姿を消してしまう。("Contract Baby" by Lynne Graham,1998)
・〈ハズバンド・ハンター〉三部作第3作

〈ハズバンド・ハンター〉三部作最後の作品、というのも気にしないで読んでしまいました……orz まあ、前作を読んでいた方がいいはいいんだろうけど、この作品自体の無理の方が気になった。
 だいたい処女なのに代理母、というのは──いくらお金が必要とはいえ、引く設定ではないかと。医者が「やめとけば?」と言いそうだけど、結局ヒーローがヒロインに自分の子供を産んでもらいたいというわがままを通しただけかも、とも思います。ヒーローの行動は、割とバレバレだったし。
 しかし、リン・グレアムってどうしてこう、ヒーローが鬼畜な設定を次から次へと出してくるのか──。いや、そっくりなものもたくさんあるんだけどね(´∀`;)。
 そういう意味ではいつものリン・グレアムって感じでした。読んでる時はいいんだけど、終わったあとにその無理くりさに驚く、という点でも。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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