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2009 · 10 · 26 (Mon) 16:37

◆『デートの法則』ジェシカ・スティール

◆『デートの法則』ジェシカ・スティール(ハーレクイン)
 法律事務所で秘書をしているジャズリンは、男性とのデートは三回までと決めている。それは、母を亡くしたあと二度も結婚に失敗した父から学んだこと。だが、今の交際相手とは真剣らしい。ジャズリンもその女性が好きだ。しかし彼女の甥であるホールデンは離婚歴のある父に反感を持っているらしい。("A Most Eligible Bachelor" by Jessica Steele,1998)

 若いヒロインにひと目ぼれしたヒーローの画策話、といういつものジェシカ・スティールでした。画策ってほど腹黒なことはしないのもお約束。割と誠実だよなあ、といつも思います。私はもっとひねくれている方が好きなんだけどね。歳もだいぶ離れているから(ヒロイン22歳、ヒーロー36歳)、百戦錬磨なとこ見せてくれよ、と思ったり、でもやっぱり誠実な方がいいな、と思ったり。
 ヒロインは無防備だった。ジェシカ・スティールのヒロインってこういうタイプ多いような気がする……。好きでもない男に粘着される女子。とはいえ、相手がちゃんといれば、わかりやすく断れるようになるのかな、と思ったり。
 安心して読めるけど、もうちょっと何か欲しい、と思ったり(^^;)。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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