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2009 · 11 · 08 (Sun) 11:55

▼『美しき容疑者』スーザン・ブロックマン

▼『美しき容疑者』スーザン・ブロックマン(MIRA文庫)
 工芸品鑑定士のアニーは、ヨーロッパでの美術品窃盗事件の容疑者としてCIAとFBIからマークされていたが、彼女が犯人だとする証拠はない。憶えのない容疑に腹を立てるアニーだが、鑑定品に関する謎の脅迫が相次ぎ始める。彼女を守るためにピート・テイラーという男が購入者の大富豪から派遣された。("Hero Under Cover" by Suzanne Brockmann,1994)

 ピートは実はCIAの人間で、彼女の行動を探るためにやってきたのですが、あっという間に惚れてしまい、始終悩む羽目に。
 さくさくと読みやすいです。だまして(誘惑することも含めて)真実を吐かそうとしていた女に本気で惚れたヒーローと、彼の事情を知らずに拒否されたと思うヒロインの気持ちは切ないくてなかなかいいのですが、軽い読み口に多少の物足りなさも──。犯人も最初に怪しいと思った人間だったしね。最後の方では存在を忘れていましたが(^^;)。どうも、ヒーローとヒロイン以外の登場人物の印象が薄いような……。
 ラストもよくあるパターンだけど、安心はできるよね。しかし、こういうするするでひっかかりのないものは感想が書きにくい……(´д`;)。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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