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2009 · 12 · 14 (Mon) 07:23

◆『シシリーで愛を』アン・メイザー

◆『シシリーで愛を』アン・メイザー(ハーレクイン)
 ステファニーの父が経営する航空会社に合併話が持ち上がったが、父は何とか自力で再建をしたいと思い、そのためにとった裏工作が相手方の巨大コングロマリット総帥サンティーノに知れてしまう。彼は、父の会社を救済するかわりに、娘の英語教師としてステファニーがシシリー島へ来ることを望む。("The Autumn Of The Witch" by Anne Mather,1983)

 でも実はそんな家庭教師みたいなのは嘘で、ヒロイン結婚させられちゃうのです。ヒーロー、19歳年上ですよ。離婚前提の契約結婚とはいえ、ほぼ誘拐……。
 再読しても、ヒーローの気持ちはよくわからない……。結婚した時は、そんなに好きじゃなかったらしい。ひと目ぼれして(あるいは会った時にはその自覚なくてとか)強引に結婚、というならまだわかるけど、ヒロインへの嫌がらせのためとかゲームのつもりで結婚したりすると、金持ちである彼の方がのちのち困ることになるんじゃないかなあ? これはイタリアが舞台だけど、アメリカなんかだと離婚で財産半分持ってかれるっていうし。
 結果オーライだったからよかったようなものの、ヒロインがずる賢かったらどうするつもりだったんだろう。それならまだしも、幼い娘に危害を与えるような女だったら?
 ヒーローは、アホですか?(^^;) 女をなめてるよね。それとも、そんなら消しちゃえばいいやとか、ほらシシリアンだか(以下自粛)
 世間知らずのお嬢さんが、経営センスのない父親と嫌がらせのためなら結婚もするという奇矯な旦那に振り回される話です。ちょっとヒロインも抵抗力がなさすぎるけど、まだ18歳だもんなあ。子供同然ですよ。自分のこと「おませさん」って言うような子を嫁にするヒーロー……うーむ(^^;)。
(★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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