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2010 · 02 · 10 (Wed) 06:55

●『遠回りのメリー・クリスマス』パトリシア・G・エバンズ

●『遠回りのメリー・クリスマス』パトリシア・G・エバンズ(ハーレクイン)
 1882年のアメリカ。巡回仕立て屋をしているカリンは、今年のクリスマスを半年前に知り合ったオズバン夫妻の農場で過ごすことを楽しみにしていた。だが、彼らは不慮の事故で死亡していた。かわりに迎えたのは、隣人のスワスウィック少佐。彼の農場も火事で焼けてしまったのだ。見知らぬ幼い子供もいて、カリンはますます戸惑う。("Keeping Christmas" by Patricia Gardner Evans,1994)
・アンソロジー『クリスマス・ストーリー'97 四つの愛の物語』

『クリスマス・ストーリー'97 四つの愛の物語』の一編。
 不器用な男女のちょっと切ないクリスマス話。カリンはスウェーデン移民で、裁縫の腕を生かして自立しています。彼女の仕事ぶりや農場での生活描写、あまりなじみのないスウェーデン伝統のクリスマスなど面白かった。
 ロマンスの方は、もっと素直な感じの方がよかったかなあ……。すれ違ったまま結婚しちゃう方が私としては好みかなあ、と思ったり。ヒロインが思い直した時に拒否するとは、誰だって「バカ!」と思うよね(^^;)。
 ロマンスと子供たちを巡るお話とのバランスもちょうどいい具合なのに、ヒーローがおバカさんだったので、ちょっと惜しいです。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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