Top Page › 読書の感想 › ら行の作家 › ◆『急ぎすぎた愛』リズ・フィールディング

2010 · 02 · 16 (Tue) 08:34

◆『急ぎすぎた愛』リズ・フィールディング

◆『急ぎすぎた愛』リズ・フィールディング(ハーレクイン)
 ジョーは男社会である建築会社で土木技師として初めて採用された女性で、仕事に情熱をかけていた。そこに現れたのは魅力的な男性クレイ。彼女はひと目で彼に惹かれ、彼からの早すぎるプロポーズも受け入れる。彼の真意もわからないまま──。("Instant Fire" by Liz Fielding,1993)

 次に何を読もうか迷っていたので、Twitterにて〈競馬〉シリーズで有名だったディック・フランシスの死を悼んでいたリズ・フィールディングを(何という理由だ(^^;))。『利腕』読み直そうかな……(;_;)。私、彼の日本での講演を聞きに行ったことあるのです。かっこいいおじさまでした。執筆に対する姿勢がとても規律正しい人、という印象でしたよ。プロ騎手としての厳しさそのままだったんだろうなあ。
 閑話休題。日本語のタイトルと原題、そのままの話でした。ヒロインが、男社会で肩肘張って生きてる割には(いや、だからこそ?)、強気のヒーローにすぐに押されてしまうのがちょっと気になりました。もちろん、ヒーローの説明不足も。
 ヒロインに惚れた時点で、ヒーローが自分の意図を正直に誠意を持って話す、という選択をしたとしても、それはそれでお話として成立したと思うんだけど。秘密というか、策略を隠した結婚ものとしてまとまってはいるけど、何かもう一つ欲しい感じ。急ぎすぎたというか、どうしてヒーローがこんなに考えなしになったのか、という理由はもちろん、「いつもの奴」(つまりメロメロのムラムラのメラメラ(嫉妬の炎で)(^^;))なんですが、ハーレってしょーもないプライドよりも誠意を優先させる男がほんとに少ないよねっ。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント