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2010 · 02 · 19 (Fri) 12:30

◆『おてんばリンディ』ヴィクトリア・グレン

◆『おてんばリンディ』ヴィクトリア・グレン(ハーレクイン)
 名門私立女子校で教師をしているメリンダの秘密──それは母が新聞に連載している人気漫画〈おてんばリンディ〉のモデルだということ。型破りないたずらばかりしていた幼い頃の自分のイメージを変えたくて、彼女はずっと努力を重ねてきた。なのに、あるパーティで名付け親と鉢合わせしそうになり、中庭へ逃げ出す。だが、そこには先客がいた。("Life With Lindy" by Victoria Glenn,1991)

 裏表紙のあらすじを適当に読んでいたせいで、私は誤解をしていました。ヒロインの過去の悪行の数々を知っている幼なじみの男性が現れて、猫かぶりのヒロイン大あわて。

「お前が昔、どんだけ悪ガキだったか、みんなにバラしてやる!」
「それだけはやめて~! 何でも言うこと聞くから許して~!」

 そんなヒロインにつけこむ意地悪なヒーロー──というラブコメど真ん中の展開を期待して読んだら、あれ~?(゚∀。)
 ──たまに妄想話を読む前に作ってしまいます(てへっ)。けど、しばらく信じ込んでいて……過去のヒロインを知っているのは親の友人である名付け親なのですが、ヒーローはその息子だ! とばかり(^^;)。
 もちろんそんなはずもなく、ヒーロー(名前はロス)はヒロインより10歳くらい年上で、初対面……orz
 とはいえ、お話は別の王道ラブコメでした。お互いの言葉や行動を誤解してすれ違い、空気読めない顔だけ男が余計なことを言ったりやったり。ヒーローは事故で顔に傷を負っているのですが、「こんな容貌では好きになってもらえないよな」とヘタレているのに萌え。ヒーローの娘(ヒロインの学校の生徒)もいい役回りでした。
 おしとやかになろうとしたヒロインでしたが、結局本性には逆らえず。彼女がやらかしたことに対してヒーロー、

「きみがわざわざあんな面倒なまねをするほど、ぼくのことを気にかけてくれていたとはうれしいぐらいだ」

 とさりげなくMな発言(´∀`;)……。意地悪なヒーローを期待した私の気持ちはあえなく砕け散りましたが、面白かったです。
(★★★☆)

最終更新日 : 2015-10-27

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