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◆『愛のファントム』アン・スチュアート

◆『愛のファントム』アン・スチュアート(ハーレクイン文庫)
 ミーガンは、建築会社を経営する父の代わりに建築家イーサンの屋敷を訪れた。父が起こしたビル崩落事故の証拠を、彼が握っているという。寂れた村に建つ異形の屋敷でイーサンは隠遁生活を送っており、自分の醜い姿を隠すように夜しか活動しないらしい。彼は、自分の代わりに娘を寄こした父をなじり、ミーガンを屋敷に幽閉する。("Night Of The Phantom" by Anne Stuart,1991)



 一応コンテンポラリーに入れておきましたが、本当はパラノーマル──というか、ゴシックロマン風。以前読んだ『海のレクイエム』と似た雰囲気です。モチーフは『美女と野獣』ですね。
 思わせぶりなシーンが多くて、話がなかなか進まない……orz ロマンスなのか、ゴシックホラーにしたいのか、どっちつかずという感じ。怖がらせた上でロマンスもしっかり、というのは、おそらくロマンス的なテクニックよりも、ホラー的なテクニックの方が上回っていないとダメだと思うのですが、それより何より、「何を一番怖がらせたいのか」という芯がない気がしたよ。ヒーローなのか、不気味な屋敷なのか、狂信的な村人なのか、時折現れる謎の庭師なのか──何を怖がればいいのか(^^;)。はっきり言って、どれも怖くなかったけど。
 いや、オチはヒロインの「自分を裏切る自分の気持ちが一番怖い」ということ?
 雰囲気だけでラストまで行ってしまい、すっきりしない読後感が残った。アホな親父は30年くらいぶちこませ、とか、結局ヒーローの復讐ってあんなもんでいいのか、とか。ヒーローの悲劇やひきこもりになったいきさつも充分同情に値するんだけど、それと物語の面白さはまた別物だしなあ。
(★★☆)
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tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★☆

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    Author:三原 白
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    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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