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2010 · 03 · 24 (Wed) 19:15

◆『カリブの夢』キャスリーン・コーベル

◆『カリブの夢』キャスリーン・コーベル(ハーレクイン文庫)
 上司の代わりに一週間のカリブ海クルーズに参加したケイトは、美しい海を目の前にしても仕事や試験のことが忘れられない。だが、クルーザーの船長ジャックに出会い、彼をスケッチしたくなる。それは、かつてあきらめた夢の再燃のように思えた──。("The Road To Mandalay" by Kathleen Korbel,1989)
・アンソロジー『真夏の恋の物語 あのバカンスをもう一度』

『真夏の恋の物語 あのバカンスをもう一度』の一編。
 家の家計を支えるため画家になる夢をあきらめたヒロインと、いったんあきらめた夢に再挑戦して叶えたヒーローのお話。二人ともそんなにかけ離れた世界に住んでいるわけではないけど、価値観の違いというか、ヒロインのしがらみをどう解決するか、という展開になっていきます。ヒロインは頑なだし、ある意味こういうのも家族と恋人を天秤にかけるような話だけど、年老いた家族がいると悩む気持ちはわかる。自分よりも若いとか元気なのはほっとけ! と思うけどね。
 ところで、ロマンスに限らず海外(主にアメリカ舞台)の小説を読むと、観光地のおみやげ屋さんの中に画廊があって、地元の画家が地元の絵を描いて売ってる、っていうのがあるよね? それはやっぱり、需要があるからそういう店があるんだよね? 旅行の記念に気に入った風景が描かれている絵とかを買って家に飾る、というのはポピュラーな習慣なのかしら?
 日本だと、ペナントとか飾るのと同じ?(^^;) って、今はそんなにポピュラーじゃないか。湘南や房総なんかで売ってるシーグラスを使った工芸品みたいなものかな? ……いや、きっと違うな。
 それがポピュラーな“おみやげ”だとすると、日本人にはいまいちわからないというか、壁に絵を飾るスペースがあんまりないってとこからズレてるよね……。ヨーロッパなんかはどうなんだろうか。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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