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2010 · 04 · 25 (Sun) 21:21

◆『ローレライ愛の調べ』ルーシー・ゴードン

◆『ローレライ愛の調べ』ルーシー・ゴードン(ハーレクイン文庫)
 ローレルは、ライン河畔の城に住む老男爵へ祖母の形見を届けに来た。二人は昔婚約をしていたが、結ばれなかったのだ。祖母が最期まで彼を愛していたことを伝えたかったが、門前払いされる。途方に暮れていると、庭にいた少年がローレルを城に入れてくれた。中にあった絵に描かれたローレライは、ローレルと同じ顔をしている。そして、彼女を見咎めた男性は、老男爵の若き日にそっくりだった。("Song Of The Lorelei" by Lucy Gordon,1990)

 読みかけの本がなぜか進まなくて、イライラしてきちゃったので、さくっと読めそうなルーシー・ゴードンで気分転換──orz
 確かにさくっと読めました。オーソドックスだけど感動作。後半のヒロイン祖母の手紙とヒーロー祖父との会話は涙で前が見えません……(T_T)。
 前半は、どういう雰囲気の物語なのか、と少し戸惑った部分もあったんだけどね。ローレライ伝説が随所に出てくるので、多少ファンタジーが入っている──ほどとも言えず。けど、人の縁というか絆というか、そういう不思議さがある感じ。そこら辺の雰囲気は、翻訳も影響しそうなので何とも言えないなあ。
 ヒーロー(名前はコンラッド)が前半かなり頑ななんだけど、ヒロインへの愛を悟ったとたん、自分の気持ちに素直になるところがよかったです。こういうのって人によっては「豹変」に見えることも……あるかも。けど、現実でも大いにあるなあ、と思ったり。要するに、急に浮かれ出すってことだよね(´∀`;)。なんて現金な、と思うけど、だからこそ、とも思うのです。
 ルーシー・ゴードンは、そういうさりげない部分に配慮がされていて、好きだなあ。
(★★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







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これはコミック版の方で読みました(*^_^*)

さっき「ハーレクインの世界」を読んでいて気づきましたが、この作品って、RITA賞受賞作なんですね。
コミック版の方は、閲覧期限が過ぎてしまったのでもう読めないんですけど、英先生の絵がイメージと合っていて、とても素敵でした。(*^□^*)

ところで、白さんは原作オンリーで、コミックの方はあまり読まれないタイプですか?
2010-04-27-17:55

りらっくまま http://relackmama.blog.so-net.ne.jp/URL [ 返信 ]

できれば両方…

 りらっくまま様
 RITA賞! ほんとだー!
 これをとったからってみんなツボに入る(面白いとはまた別物な)わけじゃないしな、と思ってたんですが、なかなかやるな!(偉そう(´∀`;))

 ところで、コミックも読みますよ。あればどんどん読んでしまいます。できれば両方読みたいんですが、それをやると生活に支障が……orz
 両方はダメということならば、やはり小説をとってしまう方ではあります。コミックだと小説よりずっとたくさん消化できるんですけどね(;_;)。
2010-04-27-19:20

三原白 http://miharashiro.blog5.fc2.com/URL [ 返信 * 編集 ]