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2009 · 01 · 04 (Sun) 07:02

◆『よみがえる愛』シャーロット・ラム

◆『よみがえる愛』シャーロット・ラム(ハーレクイン)
 生まれ育ったチャーントリ屋敷を、初恋の相手であるデヴィルと競り合い、手に入れた未亡人のオーリエル。屋敷の改装に過ぎていく日々の中から、彼女はかつてのあやまちに気づく。

 ストーリー自体はすごくシンプルなので、あらすじを書くのが難しい……。12年前に横恋慕する従姉妹の策略にはまり、別れてしまったヒーローヒロインが再び結ばれるお話。読んですぐに思い出したのはダイアナ・パーマーの『いくつものジェラシー』(ネットで感想を検索したら、やはり思い出していた人がいらした)。こっちの方がずっととんでもないけど、『よみがえる愛』の方が先に書かれたものです。っていうか、まあロマンスとしては定番のお話ではありますが。
 シャーロット・ラムの作品は、『レイチェルに拍手!』とか『愛は嘘つき』とか『別れの薔薇でなく』がお気に入り。少しヤンデレ気味になるほどメロメロな傲慢ヒーローと、しとやかだけど意志の強いヒロインの組み合わせが好きです。筆致が淡々としてクールなところもいい。
 今回の作品も変な波乱はなく、とにかく離ればなれになった年月と(主にヒーローの)プライドが障害。時間をかけてそれを取り除いていくという感じでお話は進んでいきます。諸悪の根元である従姉妹やヒーローの家族の描写、ヒロインが過去のことを受け入れていく過程もいいんだけど、いかんせんヒーローが頑なすぎたなあ。確かにヒロインよりも傷だらけなので仕方ないのですが、もうちょっとでいいからプライド捨てなさいよ(゚Д゚)ゴルァ!! と説教したくなりました。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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