Top Page › 読書の感想 › ジェニファー・クルージー › ◆『熱いふたり』ジェニファー・クルージー

2010 · 04 · 29 (Thu) 14:19

◆『熱いふたり』ジェニファー・クルージー

◆『熱いふたり』ジェニファー・クルージー(ハーレクイン)
 手がけたプロジェクトが会社に莫大な利益をもたらしたというのに、予算超過に文句をつけられ、怒り心頭のエミリー。今後は財務のプロであるリチャードを通さなければ予算が下りないとまで言われる。エミリーは新プロジェクトのため、何とかリチャードを納得させようとするが、彼は人の話を聞かない男だった。("Sizzle" by Jennifer Crusie,1994)
・アンソロジー『サマー・シズラー'99 真夏の恋の物語』

 何だかあらすじがロマンスぽくありませんが──けどヒーローは、ロマンスの点においても人の話を聞かない男だった(^^;)。
 天才肌のヒーローなんかだと、こんな感じだよね。現実にももちろんいるけど、肝心なところを聞き逃さないように女性がしつければ、かえって楽ちんなタイプなんじゃないかなあ。ちまちまと細かいことを憶えていられるのもめんどくさいですよ(^^;)。
 読んでてついこういう現実的なことを考えてしまう、というのはコメディ仕立てだったからかもしれません。「牛肉は嫌い」って言ってるのに勝手に注文するし、髪がカフスにからまって「痛い痛い!」って言ってんのに「きれいな髪だよ」──「ちょっ、おま、聞け(゚Д゚)ゴルァ!!」ってすごくまっとうな反応をヒロインがするし。まっとうな反応がコメディになるっていうのも、ロマンスがファンタジーである所以か。(とはいえ、ゲラゲラ笑えるようなものじゃないけど)

 ところでこれ再読なんだけど、ほとんど内容を憶えていない……。本の整理をしていてあらすじ読んで、「さっぱり思い出せない!」と思ったんで読んだんですが……なぜだろう。読み直してもうっすらとした記憶しか……orz
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント