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◆『心にささやいて』シャーロット・ラム

◆『心にささやいて』シャーロット・ラム(ハーレクイン文庫)
 サスキアが夫ドメニコの元から逃げ出したのは2年前。大富豪である夫が属する世界となじめず、様々な心労に耐えきれなくなったのだ。イギリスに帰った彼女は、庭師として働きながら平穏に暮らしていた。だが、仕事の視察のために訪れたヴェネツィアの劇場で、サスキアはドメニコの視線を感じる。("Dark Fate" by Charlotte Lamb,1994)



 再読です。つい先日、B○○K○FFでコミックを手に取ったもので。作画は現在『テルマエ・ロマエ』で話題のヤマザキマリさん。読み終わってから気がついた。だから、読み返している間、ヒーローが「平たい顔族よ」とか言い出すのではないか(イタリア人だし(^^;))と気が気ではなかった(嘘です)。
 昔読んだ時のメモには「いらない設定が多いような。ヒロインの心理がよくわからない」とあるけど、今回は面白く読めましたよ。ほんのりと不思議な設定があります。ヒロインはテレパスなのですが、パラノーマルに分類するほどではないかなあ。「いらない設定」というのがこの超能力の部分で、その印象は確かに拭えないんだけど、読み返すとむしろ彼女の能力より、ヒーローの方にそれへ呼応する能力が出てきた、というのが重要なのかな?
 2年前、ヒロインがヒーローの元から逃げ出した原因は、跡継ぎを望む舅と小姑たちと使用人までにいびられたせい。ヒーローはヒロインを熱愛していますが、仕事が忙しいし、味方もいなくて萎縮した彼女は言い出せないまま。それでも子供ができれば変わるかも、と思っていた矢先の流産。ショックを受けた夫はなぐさめる余裕もなく、舅からは「お前はわしの孫を殺した」と言われて殺されかける、という──これじゃあ、逃げ出しても無理はない。ヒロインの心理、今回はよくわかりましたよ(^^;)。
 小説では割と早い段階で舅に殺されかけたことが書いてあるんだけど、コミックだと最後の方まで明かさずひっぱります。その方が効果的で、ミステリーのような味わいになっていました。
 2年間、ヒロインを必死に探し続けながら、古い美しい屋敷を買い、妻が残したものをそこへ移して、荒れ果てた庭を彼女が再生させることを夢みてきたヒーローの心情を思うと切ない。妻を恋しがるあまりのテレパス能力というのは、ある意味説得力があるのですが、それでも誘拐のくだりは本当に必要だったのか……。他の部分が秀逸なだけに、そこがどうしても浮いているようで気になるんだよねえ。
(★★★☆)
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tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★☆

テルマエ・ロマエ

白さんのレビューであまりにも気になったので、シャーロット・ラムよりも先に購入してしまいました。(爆)

マンガ大賞2010受賞と帯にありますが、確かに面白かったです!v-407話題の本らしく、本屋さんにもポップが立ててありましたし。

でも、ヤマザキマリさんて、もしやこのペンタッチのまま、ハレコミも描いてらっしゃるのでしょうか?(^^;ゞヒーローがまんまルシウスみたいだったら、怖いような読みたいような……。 う~ん、何だかとても気になります……。

あ、絵文字失敗( ̄◇ ̄;)

笑い顔だと思って選択したら、連続で笑ったり泣いたりするんですね。どどどどうしよう……。(^^;ゞ編集不可なのでこのまま放置状態になっちゃいますが、本人は大笑いしていたという事でご理解くださいませ。ヾ(;´▽`A``

いろんな絵文字がありますね(^^;

 りらっくまま様
『テルマエ・ロマエ』、面白いですよね! 内容を全然知らないで読んだので、ちょっと衝撃的でした(^^;)。
 ペンタッチは、『テルマエ・ロマエ』ほどの描き込みはなかったですが、キャラはほぼ同じ感じでした。ドメニコは黒髪でしたけど。
 立ち読みじゃなくて買っちゃえばよかったかな、と少し後悔しています。近所のブックオフに探しに行ったら、小さな店舗のせいかハレコミ自体が置いていない! 見つけた店舗で売れないでいてくれることを祈るばかりです……。
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
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