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2010 · 05 · 18 (Tue) 21:36

◆『ドクターとわたし』ベティ・ニールズ

◆『ドクターとわたし』ベティ・ニールズ(ハーレクイン)
 メアリーは、愛しているが少し困った家族の主婦として家を切り盛りしている。この上、病気療養のために大伯母が来るだなんて。案の定、彼女は家族とそりが合わず、メアリーは一人で苦労することになったが、つきそいで行った病院でオランダ人医師ヴァン・ラケスマ教授と出会い、心ときめかす。("Marrying Mary" by Betty Neels,1996)

『ハーレクイン・リクエスト 恋人はドクター』の一編。
 久しぶりのベティ・ニールズ。再読です。ていうか、ベティさんはそんなに読んでいないのです。何作か読んで、少し苦手という印象があった。
 でも、今回再読してみて、苦手というより「萌えない」ということはよくわかった。話はけっこう好みですよ。ヒロインは聡明で気立てのいい働き者の美人。彼女は早々にヒーローへの恋心を意識しますが、彼の方はなかなか自覚しない。
 いや、自覚以前に意識してもいないというか──でも、無意識にいろいろ世話を焼いていることに気づいて、それにイラついたりしています。鈍感な男です。
 こういうじれじれは嫌いじゃない。むしろ好き。ヒーローとヒロインの立場が逆なら、大好物です(´ω`)。
 なのに萌えないのはなぜかなあ……。
 よくベティさんの作風は「穏やかで静かなロマンス」と言われますが、私の印象としては「淡々」です。HOTシーンも性的緊張感もなく、ヒーローとヒロインがなかなか接近せず、二人の日常が順々に描かれていく。そして、最後には結婚。
 今回読み直したら、その展開が妙にリアルに思えたのは気のせいかしら?(^^;) 何となく出会って、ゆっくりと意識して、「この人と結婚したら幸せになれるかも」とお互いにタイミングよく思って結婚──ありそう。すっごくありそう!
 うーむ、どうも私はベティさんにリアルを見てしまうらしいです。いや、それが悪いわけじゃないですよ、もちろん。でも私は、ロマンスにファンタジーを求めているので、萌えないのもむべなるかな。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







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ああ、分かります……

この作品は未読ですが、ベティのお話って、起伏がないまま気がついたら終わってたりするので、レビューが書きづらいというか……何を書けばいいのかすら頭に浮かばないという。(^_^;)自分にとっての萌えポイントがないからですかねえ?
2010-05-20-19:17

りらっくまま http://relackmama.blog.so-net.ne.jp/URL [ 返信 ]

ベティさんはお茶漬け

 りらっくまま様
 リサ・マリー・ライスのあとだったので、余計に淡々さが目立って(?)見えました。がっつり肉食てんこもりで味つけこってり、というあとに、ごはんに梅干しだけのお茶漬けをサラサラ食べた気分です。
 胃を休めたい時にはいいのかもしれませんね(^^;)>ベティ そういう箸休め的に読んでるって人の話もネットで聞いたことあります。
2010-05-21-07:39

三原白 http://miharashiro.blog5.fc2.com/URL [ 返信 * 編集 ]