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2010 · 07 · 01 (Thu) 14:50

●『放蕩貴族の恋の賭け』パトリシア・ワデル

●『放蕩貴族の恋の賭け』パトリシア・ワデル(オーロラブックス)
 1863年英国。グランビー伯爵は、障害物レースで素晴らしい走りを見せた馬の厩舎を訪れる途中、そこの娘であるキャサリンと出会う。負けん気が強いじゃじゃ馬のキャサリンにひと目で惹かれたグランビーは、彼女の乗っていた馬に轢かれそうになった謝罪にとキスを強いる。("He Said No" by Patricia Waddell,2004)
・〈紳士クラブ〉シリーズ第2作

 シリーズ第2作と言いつつ、オーロラブックスが休刊してしまったので、これ以降どうなるかわからず……orz あと2冊、読みたいです……(;_;)。
 ──気を取り直して。
 放蕩者の改心もの──王道も王道、超王道です。前作の『恋におちた放蕩貴族』もそうだったけど、私の萌えツボど真ん中なんだよなあ。
 昔、「俺様の相手役には天然が最適」と書いたことがあるのですが、放蕩者の最適な相手役はもしかしてツンデレ!? と思ったりしました。素直じゃないはねっかえりのヒロインは、まさにツンデレ。「怒った顔もかわいいなあ」とヒーローはご満悦。
 ヒロインは、あくまでも自分は彼が欲しがっている名馬のおまけだと思っているところがかわいかったです。友だちがあまり幸せでない結婚生活を送っているので、「そんなみじめな生活をするくらいなら、オールドミスでけっこう(`Д´)」と思っている女性。その初々しさ──何だか女子高生のような(^^;)。
 ヒーローの方も、ヒロインを「何が何でも落とす!」みたいに思っていて、誘惑を仕掛けるけど、ついつい夢中になりすぎて、と自惚れ屋の自滅具合が楽しい。そして、これもまた若いというか青い感じが。
 傲慢なプレイボーイで妙に大人な男子高校生と、後輩の生意気ツンデレ女子高生の攻防みたいな話にだんだん置き換わっていきましたよ。多分、部活──乗馬部の先輩後輩なんです。先輩はお金持ちの御曹司で、オリンピックとかにも出られそうなアスリート。ヒロインは田舎の牧場で野生馬を乗りこなしていたような型破りの女の子、とかね。
 そんな妄想も浮かぶかなりの少女マンガテイストというか、日本人が好みそうなキャラ設定や展開にあふれているシリーズだなあ──と思っていたら、コミックになるそうで。いや、向いていると思いますよ。ぜひ読みたいですよ! 最悪、続きはコミックでもいいですよ……。・゚・(ノД`)・゚・。
(★★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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