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2010 · 07 · 08 (Thu) 07:01

◆『パリの夜に捧げて』ジュリア・ジェイムズ

◆『パリの夜に捧げて』ジュリア・ジェイムズ(ハーレクイン)
 幼い頃に両親を亡くし、育ててくれた祖父母も失ったバネッサは、淋しさを埋めるようにパリへ旅立ち、マルコスと出会った。彼がギリシア人の富豪であることも知らないうちに、バネッサは彼にすべてを捧げた。彼が自分をどんなふうに思っているのかも気づかずに──。("For Pleasure…Or Marriage?" by Julia James,2006)

 つ、続けて似たような話を読んでしまった……orz ハーレばかりを読んでいると、こういうことはままある。間に文庫とかヒストリカルをはさまねば。
 これもまた、ヒロインを愛人扱いしたあげく、妊娠したのに「自分の子じゃない!」と言い放つヒーローのお話です。まったくムカつくったら!
 いや、でもこれは、ヒロインががんばりましたよ。かなーり辛辣というか、言って当然のことをヒーローにたっくさん浴びせていました。いつもなら「私が代わりに言ってやる!」みたいなことを! ちゃんと自分で! 偉い!
 ヒーローを「バカ」呼ばわりしたヒロインもいましたが、それと同じくらい偉いね。
 そしてもう一人、いいこと言った人がいた。ヒーローのいとこ(スピンオフのヒーローらしい)です。

「なあ、我がいとこよ。君は自分に精神的な欠陥があると思ったことはないか?」

 あるね! お前が認めなくてもあたしが認める! 結局いとこもそう思ってるってことだし(^^;)。
 実はいとこの妻の方がもっといっぱい、はっきり言っています。でも、そう言われてもなかなかピンと来ないというのがこの恐ろしいほどトンチキなヒーロー。山ほど説教されてようやくわかって謝って──それですぐに許してしまわないでよぅ>ヒロイン(´д`;)
 せっかくボロボロになってるんだから、それをもっと楽しみたい~。家の雑用とかさせてしばらく下男のように扱ってから許せばいいのに。そういうのがまた萌えるのになー。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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