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2010 · 07 · 09 (Fri) 07:01

◆『愛と憎しみのギリシア』ルーシー・モンロー

◆『愛と憎しみのギリシア』ルーシー・モンロー(ハーレクイン)
 両親の葬儀のため、レイチェルはギリシアに訪れていた。母は欲が深く、義父を苦しめた。彼の親族は娘の自分にも蔑みの視線を向ける。ただ一人を除いては。義父を尊敬していたセバスチャンは、レイチェルの初恋の人だった。彼は、母と私が違う人間だと信じてくれているだろうか。("The Greek's Innocent Virgin" by Lucy Monroe,2005)

 ああ、ここ数日、なぜ同じような内容のものばかりを続けて読んでしまったのか……orz 作家が違っても、ギリシア富豪か妊娠話ばかり……。シャーロット・ラムだけが違ったけど(;_;)。
 何だか頭がこんがらがってきたよ。1年後には話が全部混じっているかもしれません。
 今回のヒーローは、ひねくれています。ていうか、ちょっと婚約で失敗したくらいで全部女をいっしょくたにされても困るんだよなあ! って感じ。やな思いをしてきたのは、自分にも問題があるとか思わないの? 単に女を見る目ないってだけでしょ(`Д´)。女がみんなあんたの金を狙っているとは限らないように、ヒロインの義父(ヒーローの大叔父)はあんたと別の人間だし、ヒロインと母親もそうだろ? 傲慢で尊大なくせに、打たれ弱い奴。後半、ヒロインに拒否されて、かなりヘタレています。
 ヘタレも好きだし、打ちひしがれているヒーローも好きなはずなんだけど、どうも今一つ楽しめなかったのは、あまりにもヒーローの頭が固かったからかなあ。自分の筋書き通りじゃないと我慢できないというか、横道にそれたことは悪い方にしか解釈しないというか。ヒロインに相談しないで何でも決めちゃうとか。もちろん、自分の基準でよかれと思ってですが。
 ヒロインは十代の頃に暴行事件にあってるんだけど、そんな女性をこんな奴にまかせて平気なんだろうか、といぶかしむ気持ちがつい出てくる。まあ、その過去についても、けっこうおざなりな書き方なんですが……。
 好みの展開ではあったけど(だからこそ?)、惜しいところも多々あって、ちょっと残念。ギリシア富豪&妊娠話オンパレードの頭の方だったら、評価が変わってたかもしれないんだけどね。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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