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2008 · 12 · 02 (Tue) 10:47

◆『ただもう一度の夢』ジル・マリー・ランディス

◆『ただもう一度の夢』ジル・マリー・ランディス(二見文庫)
 夫を亡くし、再起を賭けてホテル経営に乗り出すトレイシー。そのホテルの一番最初の客となったウェイドは、ある事件に巻き込まれたため、名前と風貌を変えて放浪中の作家だった。
・〈トワイライト・コーヴ〉シリーズ第三作

 図書館で借りてくると、読んでからそれがシリーズものの一作だと気づくことがあります。これもそうだった。三部作の最後の作品。
 それはそんなに気にはならなかったんだけど、なぜかなかなか読み進められない。乗れない、というか──何だか妙にイライラしたのです。どうして?
 特にヒーローヒロインに気にくわないという点もないので、これはやっぱりヒロインの亡夫のせいかしら。全体的にいやな雰囲気を漂わせているのは、こいつのせいかもしれない。そうだ。すべてこいつが悪い! 後始末を全部ヒロインにまかせて、かわいそうに……。後半、彼女がある人から「そりゃねーだろ」ってことを頼まれるのですが、それも全部旦那のせい。
 こんなバカが諸悪の根元になった話を読めば、そりゃイライラもするなあ……。よく、当事者は「もういいの」とか言って吹っ切れてたりするけど、話を聞かされた方は「気がすまない!」みたいになることってあるじゃないですか。そんな感じです。
 しかも、こいつのせいでヒーロー影薄い……。ロマンス色も薄いかもしれない。登場人物紹介のところでネタバレもあるし。だめじゃん。
(★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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