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2010 · 07 · 22 (Thu) 14:30

◆『秘書に魅せられて』キム・ローレンス

◆『秘書に魅せられて』キム・ローレンス(ハーレクイン)
 派遣の秘書として働いているナイアは、昼食から帰る途中、ボスのジェイクとそっくりの男性とすれ違う。彼女のあとに会社へ戻ったジェイクが、自室に入るなり、こんなことを叫んだ。「ミス・ジョーンズ、僕の部屋に動物がいる」("Baby And Boss" by Kim Lawrence,2000)
・アンソロジー『サマー・シズラー2006 真夏の恋の物語』

 ヒーロー、その言い方はなかろう(´д`;)。
 まあ、部屋に赤ちゃんがいると普通は思わないだろうけど、動物だと思うのなら、秘書に言う前に自分で確かめないかしら……。「君の猫か!?」って──「だったらどうにかしろ。俺、動物嫌いだし、自分で触るのイヤ」って人なのかと。
 別に触るのがイヤってわけじゃなかったみたいだけど、何となくこれでヒーローの印象が決まってしまいました。自分で動かず、人にやらせるタイプ。私個人の感覚でしかないのですが、最後までこれを払拭できないまま終わったように思います。
 ヒーローの部屋にいた赤ちゃんは、ヒロインがすれ違った男性──ヒーローの双子の弟が置いていった子で、ヒロインは弟の家で一晩世話するはめになります。ヒーローが仕事で外出している間に弟が帰ってきて、その二人の様子を見てヒーローがヤキモチ、というお約束のパターン。
 しかしこのヤキモチが子供っぽすぎる。弟の行動にも問題あるけど、ヒロインに甥っ子の面倒を一晩見てもらったんだから、それを労う気持ちはないのかね? いくら育児のことを何も知らないにしてもさ。
 最後のお膳立ても人まかせ、というヒーローだったなあ。
(★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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