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2010 · 07 · 28 (Wed) 07:06

□『インソムニア』

『インソムニア』“Insomnia”2002(DVD)
 アラスカ州ナイトミュート。白夜の町に起こった少女撲殺事件の助っ人のため、ロス市警のドーマーとハップがやってくる。ドーマーは犯人をおびき出すため、海辺の小屋に罠を張るが、犯人を追ううちに誤ってハップを撃ってしまう。彼は前夜、内部監査にドーマーのことを証言すると打ち明けたばかりだった。ドーマーは自分が撃ったことを隠すが、気づいていた者が一人だけいた。(監督:クリストファー・ノーラン 出演:アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク、モーラ・ティアニー他)

 アル・パチーノ(「アル・パシーノ」と言ったら歳がバレると言われた(^^;))に初っ端からフラグが立ちまくり、という映画だった。
 つまり、最初から「○○そう」と思ってたら──という……orz
 ドーマーは犯人逮捕のためなら手段を選ばないという刑事で、そのことで内部監査にひっかかっているのです。今回も違法スレスレなことをやったら、相棒を死なせてしまい、果たしてそれは故意だったのか事故だったのか──そんなことを考えていたら、白夜のこともあって眠れず(“インソムニア”の意味は「不眠症」)、どんどんヨレヨレになっていく。
 いや、最初からヨレヨレなんだけどね(^^;)。少女を殺した犯人(これがロビン・ウィリアムズ)に一部始終を見られ、「別の人間を犯人に仕立てちゃおうぜ」と言われて、さらにフラフラ。犯人を追って走るシーンとかもう、おじいちゃんですよ(´д`;)。うう、ちょっと悲しくなってしまった。『狼たちの午後』とか見直そう、と思ったくらい。背は低いけど、昔はステキだったのですよ……(・ω・`)。
 クリストファー・ノーラン監督らしさ、というのはあまり感じられませんでした。きっちりと役割をこなしている、という感じ。画面は端正でアラスカの風景も美しく、話も2時間以内に収めているけど、ものすごく面白いわけでもひどいところがあるわけでもない。ただ、伏線の入れ方やその伏線画面の作り方などに、個性が表れていると思いました。頭につかみの映像を入れて、のちのちその真相がわかる──こういう構成がきっと、大好きなんだなあ、と思った。バットマンの映画では使ってなかったようだけど。
(★★★)
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最終更新日 : -0001-11-30

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