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2010 · 08 · 26 (Thu) 12:07

▼『ドライブ・ミー・クレイジー』ナンシー・ウォレン

▼『ドライブ・ミー・クレイジー』ナンシー・ウォレン(マグノリアロマンス)
 ダンカンは、大学で教鞭をとりながら行方不明になった絵画を探し出し、持ち主に返すことから「美術界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれている。オレゴン州スイフトカレントへ来たのもそのためだ。彼はそこで図書館司書のアレックスと出会う。セクシーで美しい彼女は、ダンカンが取り返しにきたゴッホの絵を所有しているであろう男性の孫娘だった。("Drive Me Crazy" by Nancy Warren,2004)

 うーん……読むのに時間がかかった。
 物理的にぶ厚いというのもありますが、どうも乗れない感じで……タイトルどおりにはならず(^^;)。HOTな描写は多いけど、中身は整然としすぎている。
 ヒロイン自体もそんな感じでした。セクシーな見た目とは裏腹な片づけ魔整理魔──というギャップを描きたかったのかもしれないけど、基本的に逸脱するところがなくてですね……それはプロットにも現れてる。
 お膳立ては完璧ですよ。のどかな田舎町に起こる殺人事件、狙われるヒロイン、疑われるヒーロー、HOTな駆け引きの数々、ヒロインと家族の確執、過去に因縁ある失われた名画、ヒーローの謎めいた血筋、再燃する初恋サブカップル──ああ、盛りだくさん。文句つけようのないラインナップだよね。
 けど、文句がないだけなんだよね……orz 何か特徴があるのか、と問われると「特には……(;^ω^)」と答えるしかない。はっきり言って、良くも悪くもないのです。
 こういうものも、読むのに時間かかるんだよねえ(´-ω-`)。物語の中に入り込めないからさ。
 まあ、ツッコミどころもありますよ。ヒーローの目的をヒロインに隠す必要は全然ないんだもん。お話に支障ないのに言わないのは後半の波風のため、と思っていたらそのとおり。他にもありとあらゆる伏線が見え見えで、最初の方で話の道筋がバレバレ。謎解きも怪しい人は最後まで怪しい。少しは読者を裏切ってほしかったなあ。
 ただこれは、私がスレた読者だから、というのもあります……。こういうお約束が好きな人や、ロマサス初心者の方にはいいのかもしれない。……わかんないけど(^^;)。
(★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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