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2010 · 09 · 25 (Sat) 15:23

▼『引き裂かれた純愛』ルース・ランガン

▼『引き裂かれた純愛』ルース・ランガン(ハーレクイン)
 ミシガン州デビルズ・コーヴでは、この町の誇りと慕われている教師バートの引退記念謝恩パーティーが開かれようとしていた。祖母であるバートのため、実行委員長を務める医師のエミリーは、かつての恋人で今はベストセラー作家のジェイスンが、祖母を祝うため10年ぶりに町へ帰ってきたことを知る。("Cover-Up" by Ruth Langan,2004)
・〈愛をささやく湖〉シリーズ第1作

 再読です。だいぶ読むのに時間がかかりました。
 一応ロマサスなんですが、そういう要素は半分くらいにならないと入ってこないというか、動かない。「誰かに見られているような気が──」とは、ヒーローヒロインともに感じているけど。
 私の見立てでは(ていうか、内容はすっかり忘れていたので)、ヒーローが愛するヒロインの前からいきなり消えたことと、故郷の町の殺人事件が関係あるのかと思っていたのですが──まあ、このオチも意外といえば意外なんだけど、肩すかし感は否めない。事件とロマンスが乖離してるからね……。事件をネタにヒーローが小説書いて売れちゃって、というのはもちろんあるんだけど、それだけのつながりだと弱いかなあ。
 ヒーローはヒロインをずーっと熱愛しているので、その点はよかったんだけどねえ。どうもなんか盛り上がりに欠ける……。
 シリーズの一作目で、いろいろ以降の伏線が張ってあるんだろうけど、そんなに続きを読みたいという気にもならず──次作『非情な億万長者』の冒頭がオマケでついているにもかかわらず(^^;)。
(★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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