2010 · 10 · 01 (Fri) 14:45 ✎
▼『偽りの任務』シャロン・サラ(ハーレクイン)
世間から存在を隠された政府系秘密組織“SPEAR”。諜報員アリーへの新たな任務は、元諜報員のイーストを復帰させること。“SPEAR”のトップであるヨナは、自身を陥れようとする人間を探るため、イーストがどうしても必要なのだ。アリーは彼が支配人を務めるリゾートホテルへ向かう。("Mission: Irresistible" by Sharon Sala,2000)
・作家競作シリーズ〈ラブ&ミッション〉I
世間から存在を隠された政府系秘密組織“SPEAR”。諜報員アリーへの新たな任務は、元諜報員のイーストを復帰させること。“SPEAR”のトップであるヨナは、自身を陥れようとする人間を探るため、イーストがどうしても必要なのだ。アリーは彼が支配人を務めるリゾートホテルへ向かう。("Mission: Irresistible" by Sharon Sala,2000)
・作家競作シリーズ〈ラブ&ミッション〉I
ヒロインのアリーは、10歳で高校に入り、17歳で二つの博士号をとったという天才。家庭は裕福だが冷たく、天才故に学校で友だちもできず、仕事には自信を持っていても、人間として女としての自信はなし。境遇に似たところがあるのでつい、「ちよちゃんは何と恵まれていたのか」と思ってしまったよ(リンク先のゆかり先生のセリフはひどいけど(^^;))。
それはさておき、これも再読にためらっていた作品。シャロン・サラらしく、ヒーローとヒロインのロマンスの部分は優しく誠実でいいんですが、なんかこの世界観というか、“SPEAR”という秘密組織が、とってもうさんくさい……。あんまり言いたくないけど、マンガというかラノベというか(´д`;)。リアルであればいいってもんでもないと思いますが、最初から「嘘っぽい!」と思って読みたくもない、というのが本音です。まったくわがままだよね(´-ω-`)。
それから気になったのは──ヒーローには医者のインターンをしている養子がいるんだけど、彼が敵に誘拐されて脅迫されるわけです。監禁されている間に、息子は具合が悪くなってしまう。大変な目に合っている息子視点と、いちゃつく父親とヒロインのシーンが交互に出てくるというのはどうなんでしょうか(´ω`;)。そりゃ病気になってるのを知らないにしても、緊張感が削がれるというか、よくこんな時にえっちできるよな、肉食系はやっぱ違うよ、と呆れたり感心したり。
作家競作シリーズで、全部で三作品あるようなんですが、お話はこれだけでは終わっていないです。一作目を買ったということは、面白かったら続けて、と思っていたんだろうけど、どうも乗れないまま放置しています……orz
(★★☆)
それはさておき、これも再読にためらっていた作品。シャロン・サラらしく、ヒーローとヒロインのロマンスの部分は優しく誠実でいいんですが、なんかこの世界観というか、“SPEAR”という秘密組織が、とってもうさんくさい……。あんまり言いたくないけど、マンガというかラノベというか(´д`;)。リアルであればいいってもんでもないと思いますが、最初から「嘘っぽい!」と思って読みたくもない、というのが本音です。まったくわがままだよね(´-ω-`)。
それから気になったのは──ヒーローには医者のインターンをしている養子がいるんだけど、彼が敵に誘拐されて脅迫されるわけです。監禁されている間に、息子は具合が悪くなってしまう。大変な目に合っている息子視点と、いちゃつく父親とヒロインのシーンが交互に出てくるというのはどうなんでしょうか(´ω`;)。そりゃ病気になってるのを知らないにしても、緊張感が削がれるというか、よくこんな時にえっちできるよな、肉食系はやっぱ違うよ、と呆れたり感心したり。
作家競作シリーズで、全部で三作品あるようなんですが、お話はこれだけでは終わっていないです。一作目を買ったということは、面白かったら続けて、と思っていたんだろうけど、どうも乗れないまま放置しています……orz
(★★☆)
最終更新日 : -0001-11-30