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2010 · 10 · 30 (Sat) 12:42

◆『遠まわりの初恋』ルーシー・モンロー

◆『遠まわりの初恋』ルーシー・モンロー(ハーレクイン)
 ゾーイは幼なじみのグラントを愛していたが、彼女が19歳の時に交わしたキス以来、二人は“親友”という立場でつきあってきた。教師となったゾーイは、不幸な動物を拾ってはひきとっていたが、ある日ついにアパートを追い出されてしまう。グラントの家に泊めてもらえないか、と頼んだが、彼はあるルールを破りたくないと言って拒否する。("The Rancher's Rules" by Lucy Monroe,2006)

 裏表紙のあらすじとは何だか違うお話です。いや、だいたい大筋では合っているんだけど、ヒーローヒロインともに何だかめんどくさい人たちで(^^;)、単純に話が進まない。
 ヒロインは百歩譲る余地があるとしても、ヒーローはとにかくめんどくさい。原題と上のあらすじにもあるように、彼なりのルールを頑なに守ろうとして、とっちらかるというより、はっきり言ってみっともないほど矛盾した行動をとりまくります。
 そのルールとは「ヒロインにキスをしないこと」。いや、全然守れてないし! 破るたびに「ルールを守らねば!」と決心して、また破り──まったく学習能力なし(^^;)。同じことをくり返していると気がついていないんだろうか。守れないルールを守ろうとしている姿はかなり滑稽です。他の発想にはまったく思い至らないらしい。
 そのルールについてヒロインにも言うもんだから、彼女も傷つきますが、この人も頑固で、二人が一緒にいるとめんどくささが倍増。巻き込まれる周りの人も大変だし、焦れた身内が変なことを思いついたりして、それがまた誤解になったり──。
 頑固すぎるカップルは、読んでて大なり小なり疲れるよね……orz
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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