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2010 · 11 · 15 (Mon) 07:18

□『フォロウィング』

『フォロウィング』“Following”1998(DVD)
 作家志望のビルは、街で見かけた人を尾行するという行為をくり返していたが、ある日尾行相手の男コッブに話しかけられ、彼の奇妙な“仕事”を知ることになる。彼は、他人の家に不法に侵入し、生活ぶりから家主の人間性を推測するついでに物を盗んでいた。誘われるまま、彼とともに空き巣に入ったビルは、そこで美しい女の写真を見つける。(製作、監督、脚本、撮影、編集:クリストファー・ノーラン 出演:ジェレミー・セオポルド、アレックス・ハウ、ルーシー・ラッセル他)

 クリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作。これで、世間に出ている彼の作品は全部見たぞ。
『メメント』(大好き!)の原点のような作品です。これや『メメント』のようにモザイクのような順番で作品を見ていったのは偶然ですけど、並べ直すとここから『ダークナイト』『インセプション』までの驚異的なスケールアップには目を見張るほど。
 というか、2作目の『メメント』ですでにものすごく洗練されていたんだ、というのがよくわかる作品です。
 ストーリーはサスペンスになると思うのですが、主人公ビルの過去と現在が入り交じる構成は、少しわかりづらい。私は日本人なので、外人さんが髪型と服を変えると「この人は同一人物?」と少し自信がなくなる(私だけか?(^^;))。モノクロなので、目や髪の色もわからないし。
 お話自体は割とありがちなもので、伏線の張り方や画面作りがまだ荒削りな感じです。白黒の画面はイギリス映画のせいか、古いヨーロッパ映画みたいな硬質な雰囲気もあり。自主映画のようなこの作品から、『メメント』へのチャンスをどうつかんだのか、そっちの方が気になったりするなあ。
 クリストファー・ノーラン監督映画全部見た記念で、評価は少しオマケです。
(★★★☆)
[Tag] * ★★★☆

最終更新日 : -0001-11-30

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