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2010 · 11 · 25 (Thu) 07:20

◆『運命の甘美ないたずら』ルーシー・モンロー

◆『運命の甘美ないたずら』ルーシー・モンロー(ハーレクイン)
 シチリアに住む彫刻家のフェイスは、実業家のヴァレンティーノと自由な関係を楽しんでいた。かつて愛したものをすべてなくした彼女は、たとえ彼を愛していても深入りするつもりはなかったが、妊娠したことで心境が変わっていく。ある日、小学校で講師もしている彼女は、生徒であるヴァレンティーノの息子ジョスエから夕食に招かれる。当然、知っているものと思っていたのに、玄関に現れた彼女の姿を見て、彼はうろたえる。("Valentino's Love-Child" by Lucy Monroe,2009)

 ヒーロー、超無神経!ヽ(゚∀゚)ノ
 どのくらい無神経かというと、こいつ、ヒロインにこんなことを言ったのです。

「僕が再婚するとしたら、れっきとしたシチリア人の女性だろう。ジョスエの母親(故人)のような」

 ヒロインはアメリカ人。これだけでもひどいでしょ?
 ヒーロー、実はかなりとっちらかっていて、自分の気持ちも彼女の気持ちも全然わからず、全体的にずーっと右往左往しています。言動も考えなしで、思いついたことを適当に言っては墓穴を掘りまくり。
「こりゃもうダメだな(´д`;)」と思ったヒロインは、妊娠を彼に知られる前に別れを告げる(胎児に与えるストレスが怖くて)。そしたらもう、よりを戻したくてたまらない彼はしつこく食い下がる。それでも「結婚はしない」と言うんだよね。
 なのに、妊娠のことを知るとコロリと態度を変え、「結婚してくれ!」と迫る。ヒロインは義務で結婚されても困るので断ります。でもやっぱりしつこい。しかも、ヒロインの「ジョスエにはシチリア人の母親じゃなきゃダメって言ったじゃん」というツッコミには、キッパリ、

「言っていない」

 ……(゚Д゚)ハァ?
 どの口がっ、どの口がそんなこと言うんだ、ああっ!?(-"-;)
 ──と、全編こんな感じで「シチリア一の無神経男」は暴走しまくります(^^;)。
 ヒロインがかわいそうなので腹も立つんだけど、ヒーローがあまりにもバカっぼくてねー。自分の言ったことをもう少し憶えてなさいよ(-ω-;)。
 いやーしかし、ルーシー・モンローの無神経ヒーローはやっぱり面白いなー。このくらいのものをもっとたくさん読みたいです(´∀`)。
(★★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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