Top Page › 読書の感想 › ヘレン・ビアンチン › ◆『愛は喧嘩の後で』ヘレン・ビアンチン

2010 · 12 · 07 (Tue) 14:05

◆『愛は喧嘩の後で』ヘレン・ビアンチン

◆『愛は喧嘩の後で』ヘレン・ビアンチン(ハーレクイン)
 アリーズは子供服のブティックを経営しながら、妹の遺児ジョージを育てている。ある日、弁護士からの呼び出しでオフィスへ赴くと、ジョージの父方の伯父アレクシと引き合わされる。富豪一族である彼の家に甥を取られてなるものかと反発するアリーズ。そんな彼女に、アレクシは突拍子もない提案をしてくる。「君がジョージと関われる方法は結婚しかない──僕とのね」("The Stefanos Marriage" by Helen Bianchin,1990)

『ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊 灼熱の冬III』の一編。
 ヒロインはツンデレ!? と思ったりしましたが、基本的に女子のツンデレには萌えない私。とにかく、甥を取られたくないけどこのままだと裁判になっても負ける、と思ったヒロイン、いったん結婚して法的に母親になってから離婚する作戦に出る、というなかなか腹黒な女性です。そんな思惑で結婚したので、ツンツンしっぱなしです。デレよりツンの比率が圧倒的に高い。
 ヒーローの方も、最初のうちは「こういう生意気な女と結婚するのも面白いかも」くらいだったと言っている。ひと目惚れを自覚していなかったのか、だんだん惹かれていったのかはよくわからない。それ故、ちょっとメロメロ度が足りない……。
 あと、妹夫婦(結婚してないけど)がかわいそうだったな……。たとえ事故で大怪我して助かりそうにないとしても、旦那(ヒーローの弟)から連絡があれば、妹はもしかしたら死ななかったかもしれないのに、と思ってしまった。
 いろいろと細かいひっかかりがあって、悪くはないんだけど、何だか盛り上がれず──もったいないお話でした(´・ω・`)。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント