01
1
2
3
5
6
7
8
9
10
11
12
16
17
18
19
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

●『愛は暗闇の向こうに』キャロライン・リンデン

●『愛は暗闇の向こうに』キャロライン・リンデン(扶桑社ロマンス)
 1820年ロンドン。伯爵令嬢のマライアは、舞踏会が開かれている屋敷のバルコニーで、魅力的な声の男性との会話に心奪われる。暗くて彼の顔を見ることができなかった彼女は、会場でその姿を探すが、実は彼は、変装して舞踏会に潜入していた内務省のスパイ、ハリーだった。マライアに魅せられた彼は、彼女の屋敷に忍び込み、再び暗闇の中で言葉を交わす。("A View To A Kiss" by Caroline Linden,2009)



 ああ、読むのに時間がかかった……orz
 作者の前書きに、

 ジェームズ・ボンドとジェーソン・ボーンに対するわたしの強いこだわりを──

 とあったので、ちょっと期待しちゃったのもいけなかった。ジェイソン・ボーン(一般的にはこの表記がポピュラーかな?)だったら負けないっ!ヽ(`Д´)ノ ジェームズ・ボンドだって、得意! 私じゃなくて家族がだけど!
 しかし、この作品のヒーロー、スパイといいながら任務は地味……。いや、地味なことをプロフェッショナルにこなしてこそ(いわゆる)スパイのかっこよさだと思うのですが、なんかプロっぽくない(´д`;)。愚痴っぽいし、その愚痴が下っ端のみたいで。最初はほんとに下っ端かと思ったよ。暗号としか思えないお手紙を代筆(要人の秘書になりすましている)しているのにわからないし、「言われたとおりのことしかしない」みたいだったんだもの。ただの警護にわざわざスパイを使う理由くらい、最初から疑問に思わないのかなあ。
 これが暗号で、これが警護じゃなくて、ということはあれがこうなって、これがああなって──って予想してたら、みんなそうなりましたよ……orz 気づかないヒーローがうっかりさんに見えるじゃないか……。
 加えて、ヒロインが最初から最後までお子ちゃまなお嬢様でね……orz あんまり成長しないのね(´∀`;)。足を引っ張りそうなイライラ感がありましたよ。
 ヒストリカルのスパイものだったら、『ドーバーの白い崖の彼方に』が面白かったなあ。これのヒロインはとてもかっこよかった。こういうジャンルのものは、男も女もかっこよくなくてはいかんと思うのよね。世間知らずのかわいいヒロインでは、雰囲気壊しちゃってると思うのです。いとことのガールズトークとかね、もう……。
 ラストの決着のつけ方も本当に予想どおりで、ある意味驚いちゃったよ(´ω`;)。
 作者はきっと、ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンド("A View To A Kill"だし)と映画のジェイソン・ボーンが好きなんだな……。
(★★)
web拍手 by FC2

theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : ヒストリカル 扶桑社ロマンス ★★

Secret

文字を大きく・小さく

    Twitter&ランキング



    いつもありがとうございます♪


    書評・レビュー ブログランキングへ

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
    にほんブログ村

    最新記事

    カテゴリ

    ユーザータグリスト

    最新コメント

    最新トラックバック

    リンク

    RSSリンクの表示

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    検索フォーム

    English Translation

    English English得袋.com

    アンケート

    QRコード

    QRコード

    FC2カウンター

    カレンダーと月別アーカイブ

    プルダウン 降順 昇順 年別

    12月 | 2020年01月 | 02月
    - - - 1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 31 -


    プロフィール

    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
    くわしい注意書きは→コチラ
    リクエストは→コチラ

    最近読まれている記事

    ブログパーツ

    最近の拍手ランキング

    人気の記事

    本ブログ村PVアクセス

    ユーザータグ

    ★★★☆ ロマンス映画 シリーズ 創元推理文庫 ロマンス以外 ★★★★ ラズベリーブックス ヒストリカル その他の出版社 ★★☆ 資料用 サスペンス/ミステリ ハーレクイン(文庫含む) コンテンポラリー ★★★★☆ MIRA文庫 ★★★ ライムブックス 扶桑社ロマンス 新潮文庫 角川文庫 ★★★★★ ハヤカワ文庫 マグノリアロマンス フローラブックス 集英社文庫 パラノーマル アンソロジー 二見文庫 ヴィレッジブックス ★★ ランダムハウス講談社 ★☆ ソフトバンク文庫 サンリオ 文春文庫 ラベンダーブックス ラベンダーブックス(幻冬舎) オーロラブックス(宙出版) 講談社文庫